あしひきの やまだをうゑて いなづまの ともにあきには あはむとぞおもふ
あしひきの 山田を植えて いなづまの ともに秋には あはむとぞ思ふ
山田を植えて、秋になったら稲妻の光で実るという稲を、妻とともに見ようと思う。
稲が稲妻の光を受けて実るという俗信があったとのこと。「あしひきの」は「山」にかかる枕詞で、また、「稲妻」の「妻」には作者の「妻」の意が掛かっています。
あしひきの やまだをうゑて いなづまの ともにあきには あはむとぞおもふ
あしひきの 山田を植えて いなづまの ともに秋には あはむとぞ思ふ
山田を植えて、秋になったら稲妻の光で実るという稲を、妻とともに見ようと思う。
稲が稲妻の光を受けて実るという俗信があったとのこと。「あしひきの」は「山」にかかる枕詞で、また、「稲妻」の「妻」には作者の「妻」の意が掛かっています。