日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

マカオ行き 新フェリー登場

2010-11-14 | アジア旅行
今回のマカオ行きでは時間的に少々ロスをしてしまった。
というのは、往路にマカオドラゴン(巨龍)を利用したからだ。巨龍は新興のフェリーで、通常のターボジェット(噴射飛航)だと片道134ドルのところが、88ドルと格安なのだ。運行本数が少なく、行き先もマカオフェリーターミナルではなく、隣のタイパ島であることなど格安航空並みの不便さも伴うが、とにかく乗ってみることにしたのだ。

まず、船が大きい。まさに巨龍だ。ターボジェットの2倍以上の大きさだと思う。ウイークデーにもかかわらず団体客を中心に8割以上の席が埋まっていた。だから出航時刻の30分前にはすでに、待合室の椅子は満席になっていたほど。走り始めて、揺れが少ないことに気づいた。ターボジェットだとジェットエンジンを使う前の湾内ではかなり揺れを感じるのだが、出航から着岸までほとんど揺れなかったくらい快適な乗り心地だ。

所要時間は75分で、ターボジェットよりも15分ほど余計にかかる。さらにタイパ島の埠頭に降りてからイミグレーションまで延々10分近く歩かされる。やっと入境したと思ったらターミナルに乗り入れているバスが少ない。路線バスを待って30分も消費してしまった。

そんなわけで目的地到着まで1時間ほど余計にかかってしまった。しかし、午前中に香港を出て、タイパ島で食事をする予定で行くのなら使いでがありそうだ。いずれにしても帰路は15分間隔で運航しているターボジェットのほうが便利だろう。