日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

旧総督府一般公開

2010-11-16 | 香港 催事
香港がイギリスの植民地だった当時、総督が執務・居住していた建物は今では礼賓府(ガバメントハウス)と名称を変えて、行政特区長官の公邸として使われている。
この洋館は1850年代に建てられたがその後何度か改修が行われているため、見た目のレトロ感には少々欠ける。しかし、一般公開日とあって多くの人たちが訪れていた。

公開されているのは1階の一部と庭園部分だけで、建物内部だけだとあっという間に終わってしまう。そこで館内や屋外の広場では警察の音楽隊がコンサートをやって盛り上げていた。

見学者の多くはデジカメ写真でどこでもシャッターを切っていたが、意外なことに庭園の花を撮影している人が多かった。ただでさえ花が少なく、花を見て季節を感じるなんてことがありえない香港ならではの光景だなと思った。

こんなことで自分が日本人であると意識することがある。だから、海外は面白い。