日タイ、リタイア生活

日本とタイでのリタイア生活をつづります

初詣はバンコク

2013-01-24 | タイ 旅行
今年も元旦はチャオプラヤーエクスプレスボートでワットにお参りに。

BTSサパンタクシン駅からすぐのサトーン船着場へ。天気がよいので一般の人が乗る船も、料金が高い観光客向けのツーリストボートも満員状態だ。

蒸し暑いスリランカからバンコクにやって来たので、からっとした暑さはまだしのぎやすい。船が進み始めると風が入ってきてちょうど良いくらい。サトーンから北行する際の眺めは両岸とも変化に富んでいて楽しいが、何といってもお気に入りは左岸のワットアルンだ。そうこうするうちにターチャン船着場に到着。今度は隣から出ている渡し船に乗換えて対岸へ向かう。チャオプラヤー川は通常の船に加えて観光客を乗せて走るロングテールボートも多くて、それらを避けながら渡っていくのでなかなか着かない。

下船するとそこから参道になっていて、両側に縁日のように露店が並んでいる。仏花を売る店があるのが、ワットの近くならではの光景。

今年の初詣は、ワットラカンコシタラーム。タイ人も元旦はワットに詣でる習慣があるのでさして有名ではないこのワットも地元の人を中心にかなりの人が出ていた。小ぶりの円錐形チェディを従えた本堂に入り、仏像を拝み、お坊さんに聖水をかけてもらう。外に出ると庇の下に人の顔ぐらいの大きさの鐘がいくつか釣り下がっていて、参詣者は次々と鐘を鳴らして行く。ワットラカンのラカンは鐘という意味で、なるほど鐘の寺である。その横ではお坊さんの前に椅子が置いてあり何人か座っていたので、腰掛けているとやがてお坊さんが経文を唱え始めた。まわりのタイ人は椅子の上に置いてある紙を読みながらお坊さんの後について唱和していく。

売店で鐘の形をしたお守りを買って、今年の初参りは終了。

良い年になりますように。


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