ポップアートでおなじみのアンディウォーホールが香港芸術館にやってきた。彼の作品が年代を追って展示してあって、作風の変化が良くわかる構成だ。
50年代はモノクロの自画像やトランプなどで、素朴な線描画。61年には早くも代表作のキャンベルスープが題材に登場するがまだデッサン的。63年のリステリンのボトルあたりが転機かな。66年の「牛」あたりから我々のよく知るウォーホール的世界が展開していく。67年にマリリンモンロー、68年にキャンベルスープ缶。
70年以降は日本人モデルや日本の映画ポスターなども取り上げている。さらに証明写真の自販機の連続写真のようなものもシリーズ化している。80年代にはいると同じキャンベルスープでも写実からやや離れて絵画的な感じに変わってきている。
いわゆる有名な作品は少ないが、彼の軌跡をたどるという意味では充実した内容といえる。
香港島のギャラリーでは山口潔子さんの建築家出身らしい香港を中心とした世界の建物を題材とした作品にも触れることができ、この週末はちょっとしたアート三昧の気分に浸っていたのでした。
50年代はモノクロの自画像やトランプなどで、素朴な線描画。61年には早くも代表作のキャンベルスープが題材に登場するがまだデッサン的。63年のリステリンのボトルあたりが転機かな。66年の「牛」あたりから我々のよく知るウォーホール的世界が展開していく。67年にマリリンモンロー、68年にキャンベルスープ缶。
70年以降は日本人モデルや日本の映画ポスターなども取り上げている。さらに証明写真の自販機の連続写真のようなものもシリーズ化している。80年代にはいると同じキャンベルスープでも写実からやや離れて絵画的な感じに変わってきている。
いわゆる有名な作品は少ないが、彼の軌跡をたどるという意味では充実した内容といえる。
香港島のギャラリーでは山口潔子さんの建築家出身らしい香港を中心とした世界の建物を題材とした作品にも触れることができ、この週末はちょっとしたアート三昧の気分に浸っていたのでした。