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藤井聡太の棋聖戦 第3局

2024-07-01 11:21:02 | 日記
山崎隆之八段との棋聖戦の第3局です
五番勝負で2連勝しているので 今日勝てばタイトル防衛です

叡王のタイトルを失った藤井聡太棋聖にとり ここはしっかりと勝利して防衛したいものですね
この戦いに勝てば「永世棋聖」の称号を手にする大事な一番です

藤井聡太の将棋を見ていて 全体を序盤・中盤・終盤に分けると
研究済みは中盤の中頃まで出来ている感じで 他の棋士は中盤の入り口まで
一歩 藤井聡太の方が深い感じです
序盤と言っても現実的な形だけでも無限にあり それらの全てに対応しているのは「凄い」としか言いようがない

ただ藤井将棋が昨年の秋ぐらいから変化しています
序盤・中盤と順調に進み 優勢を確実にすると・・・一休みする(安全策)
だいたいは藤井聡太本人だけでなく 相手棋士も自分の方が不利になっていると感じている
戦況の判断が両者が一致している時に 相手が一休みすると・・・
戦っている当事者は二つに分かれます
一つは 「一休みは安全策なので、もう勝てない」
真綿で首を締めるような方法じゃなくて どんどん攻撃してくれれば 何処かで逆転のチャンスが有るかも・・・しれないのにと
これは中堅・ベテラン棋士に多く 藤井聡太の勝ちは動きません

ところが・・・
叡王戦の伊藤のように若い棋士は その一休みの瞬間にチャンスと反撃してくる
その反撃に藤井聡太は面食らってしまって 焦った一手を指してしまい もうどうにもならない状態になります・・・負けた時はこのパターンが殆どですね

これを単純に 将棋界のトップに成り その地位を守る気持ちが安全策を取らせていると判断するのは早計で 
トップに立っても成長を続けている藤井聡太の研究だと思います

彼の目標は「タイトル保持者」ではなく・・・「強い棋士」です





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