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日本に戦争の前提は無い

2020-04-09 12:14:29 | 最近のニュースから

新型コロナウイルスとの戦いを戦争だと表現して、国民の団結や意識を高めています。

 

以前から(特に原発事故)感じているのですが、日本には危機に対しての専門部署が有りません。

安倍首相になってから首相直轄の内閣府で対応している現状。

何か事が起これば「専門家」を集めて会議。

それを元に法を作って実行する。

 

これは、、、遅い

しかも、、、「専門家」は素人集団です。

 

発生した出来事の全てを把握できる人は存在しないんです。

今回の感染に関しても、病原の研究をしている人と、社会の中で感染をどう防ぐかを研究している人は別人です。

それに政治家や法律家などが加わった「専門者会議」が正しい答えを導くのは至難の業だし。

最悪なのは時間がかかり過ぎます。

 

やはり国民の危機に対応する集団が常に存在するべきです。

・富士山など火山の爆発  ・ミサイル攻撃  ・原子力発電所へのテロ  ・発電所の火災

 

一般的には一生の間に経験しないだろうと思われるような突飛な事も含めて、その対策を考えたり模擬訓練をしたりする部署が必要です。

リーダーは「任せた」と宣言するだけで良いんです。

その危機管理の部署は必要と判断した行政の部署の全ての指揮権を持ち行動できるように、、、。

 

例えば、、、、

異常なほど広範囲の火災などが発生したとき・・・

消防や警察はもちろん、建物を壊したり、公園を勝手に使ったり、市民の水道を止めて消火に使ったり。

民間のトラックを使って住民を避難させたり。

今回の新型コロナウイルスの感染は正しい対処方法が解らず、どの国も後追いの対処になっています。

「感染を防ぐ」 その一点の専門家は存在しても。その手法によって発生する別の問題との比較を正しく判断できる専門家は存在しません。

 

これを一瞬で実行可能な人と法を整備するんです。

現在も行政機関の中ではダントツで消防が「良い意味で無茶な事」をやりますが、それは狭い範囲で可能なだけ。

その結果、強引な手段をとっても、良い答えを引き出しています。

これはこれで素晴らしい事なのですが、危機が広範囲に及ぶと消防でも壁にぶつかります。

 

とてつもない災害や事件の時に、専門部署の判断で実行可能なシステムは、今後の日本に必要だと感じます。

 

少なくとも、、、、議論してみる事は絶対に必要だと思いますね。

 

現在の日本には戦争を想定した法律は有りません。

そういう法律を作ろうとすると、、、、「戦争をする気か」 「憲法違反だ」となります。

ミサイルを撃ち込まれて死者が出ても、、、、どうするか迷う国なんです。

もっと小さな武器で対戦車用のミサイルなんかは肩に担いで打てるんです。

それで原子力発電所を同時に攻撃されたら、日本は放射能に包まれて逃げる場所は有りません。

 

余談ですが、、、、

知人は頑張って一戸建ての住宅を建てて両親を住まわせ、本人は分譲マンションを買って住んでいます。

他に不動産も手に入れ、預貯金や外貨も数千万円単位で保有しています。

ゼロから頑張った成功者です。

その彼が趣味の様な感じやっている店がかなりの所得減になっていて、個人事業主として給付の対象になるので申請をするそうです。 確かに一時的な収入は激減しているのですが、彼が生活に困っているとは思えませんね。

そんなのを横で見ていると、、、困っている人じゃなくて「多く納税した人が救われる」 そう感じます。

生活困窮者・住民税非課税・大幅な減収、、、

こんな言葉が使われていますが、、、やはり スッキリはしません。

 

また、何処かの国に「日本に対して戦争を始める」と宣告されても、、、、それから考えるのです。

・・・だから戦争にならない様に常日頃から外交努力をする。

、、、そんな頓珍漢な事を平気で言う人達と、その意見に賛同する人たち。 けっこう多いんです。

 

今回のウイルス感染に置き換えれば、、、

・・・常日頃から健康管理に気を付けると言ってるのと同じです。

  そんな事で感染が防げるなら苦労はない。

 

危機とは常識で想定できない出来事が多い。

「それは、無いわ。」  それを空想して備えるのが危機管理です。

 

今回の「緊急事態宣言」にしても、東京や大阪の知事は早急に国の方で宣言をして欲しいと主張していました。

これは何も知事たちに先見力があるからではありません。

後々に費用を国と各自治体の負担割合が問題になり、先走れば当事者でと言われかねないからなんです。

知事は国の責任(資金)において対処し、自治体の負担金をできるだけ少なくしたいんです。

 

こんな駆け引きを問題とせず 

 とにかく行動をとる、権限のある専門部署が指示系統のトップに立てば、早くて最善の処置を実行できます。 殺人犯を無罪に出来ると言う、強烈な権限を持つ医者たちが所属する医師会にも指示の出来る「危機対処専門部隊」とでも言いますか、そんな部隊が常に存在して欲しいです。

 

戦争や常識では考えられない出来事に対処する法律の整備と、そのリーダーとなる専門家集団。

東京直下大地震と南海地震がほぼ同時に発生するとか、、、、

中国で民主化運動が始まり、混乱する中国から難民が大量に日本に押しかけてくるとか、、、

昆虫の異常な大量発生で日本中の作物が殆ど無くなってしまうとか、、、

今回と同じように別の新型ウイルス感染が発生するとか、、、

地球の磁場の逆転が起こったとか、、、

 

「お前、正気か」 と言われたり。

「冗談だろう」 と笑われる事を真剣に考える部署。

 

想像ならいくらでも考えられます。 それらを賢いふりして可能性の高い物から、、、なんて発想は捨てて、何でもかんでも思いつく危機は全て想定の枠の中に入れていく。

そんな人たちが存在しても良いのでは。

 

それこそAIを駆使すれば、私たち人間が考えられない危機も出てくるかも知れません。

 

そして、、、、肝心な点は、、、

今は危機状態なので、そんな時に議論するのではなく。 一旦落ち着いてから忘れずに議論することです。

例えば、、、感染と同じくらい問題になっている「お金」の話などにししても、考える観点が違ってきます。

年収1000万円の四人家族の所得が500万円になれば、国から生活に困っているから30万円の給付なんて馬鹿げた事を平気で言うんです。

窓口になる地方の公務員に、減収の原因が新型コロナなのか、放漫経営やサボリなのか、また意図的な減収なのかを判断できるわけもない。

年収1000万円の世帯が一か月でも所得が年収500万円の人と同じ月収になれば(単純計算で月給41万円)、救済の対象です。

、、、そんなに困りますか  電気代が払えず止められますか・・・

 

 

感染防止で家に居てろと言うが、、、、

所得は影響なく低所得で、日も当たらないし余分な光熱費もなくて家の中の方が寒い人達だって大勢存在してますよ。

普通に所得が有り、その中で減収になった人だけを助ける事が「困った人を助ける事」になるのでしょうか。

 

こんな疑問や不満も、常に考えて法を整備していないので発生するんです。

 

危機の最中に議論すると一方向に流される可能性があり、正しい答えとは言えなくなります。

要は、、、今感じている危機を忘れずにいて、落ち着いたら議論する事です

日本人の良い点でもあるのですが、辛いことをすぐに忘れてしまう。

 

最後にもう一度言います。

日本は世界の主要国の中で、唯一戦争を想定した法律の無い国です。

だから強制力が無いんです。 

自然災害だと、今回の様に「構える」時間は有りません。 社会がパニックになる可能性も有ります。

そんな時に「要請」で事足りるとは思いませんね。

 

なんかねぇ~ 読み返すと話がバラバラですね。

直す元気が有りません

 

国の感染対策はそれなりの形になってきたのですが、、、、

救済に関する手段と、緊急事態宣言での具体的な生活方法があいまいで、混乱・不満・疑問などが発生していると言う事でしょうね。

 

原因は準備が出来ていない社会と権力者。

想定外を簡単に使うな 自分がアホだと認めてる事に気が付け

 

俺は、、、、怒ってるんだ、、、(笑)

 

 


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