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麻生は どう出る?

2024-01-19 17:50:37 | 最近のニュースから
岸田総理が自分の派閥の解散を表明し、他の派閥も大きな判断を迫られています。

安倍派・・98名
麻生派・・56名
茂木派・・53名
岸田派・・46名
二階派・・39名
無派閥・・78名

今回の問題の中心は安倍派だし、この派閥はトップも決められない状態でしたから、派閥を解消しないで継続すれば、国民から集中攻撃を受けます。
それが理解できない人たちの集まりではないと思います。
まぁ、解散するでしようね。

岸田派に続き二階派も解散を決定しました。
問題は麻生派と茂木派。
特に麻生派は問題になっているパーティー券を利用した裏金作りは関係ありません。
麻生の気持ちとしては、、、
「今回の問題は派閥の問題ではなく、それぞれのお金の処理が間違っていたという問題。我々は法を順守しているし。派閥は若手議員を育てると言う大事な役目もあり、派閥を解散する理由は無い。」
それだけではなく、岸田首相誕生に協力したのに、事前に何の相談も無いのはけしからんと思っているでしょう。

麻生がそのまま派閥を維持しても、岸田首相にとり困った事ではありません。表向きは困った顔をしておけば良いだけで、対処次第でプラスにもなります。
どうせ人気のない内閣総理大臣ですから、ハッキリとして「敵」を作った方が人気は出る。
岸田首相は自分が本流だという事を強く意識し、その流れに背く麻生一派は自ら敵になるんです。
こんなありがたいことは無い。
たとえ水面下で「岸田降ろし」の動きが有っても心配ありません。
本流から外れて反旗を上げても、成功する可能性はほぼゼロ。

能登地震の対処と自民党の対処、この二つの対処を上手くやる事で、岸田内閣は支持率アップのチャンスをもらったんです。

困っているのは茂木幹事長でしょう。
茂木幹事長は麻生や二階と違って、これから上を目指している人ですから、自分の仲間は保持しておきたいでしょう。
今、派閥を解散して無くせば、自分の将来も無くなりそうです。

岸田内閣総理大臣、、、自分の「我」を強く出す時です。
出来るだろうか・・・

岸田首相 やるでないで

2024-01-19 08:55:01 | 最近のニュースから
チョッと予想外でビックリしました。
岸田首相が自分の派閥から出ただけでなく、派閥を解消する意向だと。

岸田文雄は内閣総理大臣になって2年2カ月余りになりますが、第一次内閣や第二次内閣や二度の内閣改造にしても、周りの顔色を見ながらの人事。

聞く耳を持つのは良いけど、自分の意見を先に主張して、その方向に引っ張っていくのもリーダーとして大事なこと。

それが人事だけでなく、政策にしても見られなかった。
正確には目立たなかっただけかも知れませんがね。

そんな人が、派閥のパーティー券での裏金作りに対する批判を受けて、他の派閥と意見をすり合わせる事なく、自分の派閥を解消する意向だと言い放った。
私の感覚では、周りの人たちの意見を聞く前に、自分の意見を発表したのは初めてですね。

これが良い事なのか悪い事なのかの判断は難しいし・・・
個人でパーティーは開くだろうし・・・
名まえを変えてグループを作るだろうし・・
その効果は疑わしいのですが、だからと言って何もしないのは最悪です。
私は「良く言った。」と評価したい。

「位攻め」の得意な麻生や二階は派閥が無くなると何もできないでしょう。
ですから、この2人はたとえ派閥が無くなる方向に進んでも、部下を集めてグループを作ろうとするでしょう。
まぁ、表立って堂々と団体行動が出来なくなれば、それだけでも意味は有ると思います。
※位攻め(くらいぜめ)と言うのは、多くの兵隊を集めて、敵に攻めるぞと圧力をかけ、相手の戦意を失わせます。実際には交戦しないで勝利を得る兵法です。 組織の中枢がそれをやれば、ある意味安定はします。しかし、間違った方向に進んだ時に修正は難しい欠点も有ります。