地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

過酷な米の収穫

2020-09-03 19:09:00 | 家庭菜園

百姓モドキは辛い

ほんま、、、今年で三回目の米作りでしたが、今年ほど厳しい年はなかったです。

 

何が厳しいって、、、暑さが酷い。

それにプラスしたのが機械類の故障です。

思い出せば、、、給水ポンプのベルトが切れたのが、故障の予兆だったのかも知れません。

その時も苦労して自力で修理・部品交換したのですが、その時は元気まだやった。

 

稲刈りの下準備で、田んぼの四隅を手で刈り取る時も暑かったが元気に出来ました。

そしてコンバインの登場です

 

10mほど進むと、、、なんか調子が変???

一旦止めて、また進むと順調に作動する、、、、が、、、再び変???

なんか余分な負荷がかかってる感じがした。

そこで刈り取る量を少なくして作業を進めると、、、、変になるまでの時間が長くなった。

そんな感じでゆっくりと、、、、時間が通常の倍くらいかかり暑さがこたえる。

それでも、なんとか一枚目の田んぼは終了しました。

 

急いで二枚目の田んぼに・・・・

こちらの方が二倍以上広いのでコンバインをだましだまし使って大丈夫かと不安は有った。

 

再度、田んぼの隅刈りです。

付近の小さな農家では前日にお婆さんなどが早朝の涼しい時にボチボチやる作業ですが、なにぶん私は遠征組の百姓モドキですから、この作業も炎天下で自力です。

 

やっと隅狩りが終わりコンバインでの刈り取り、、、、と

少し進むと・・・・コンバインから煙

間違いなくベルトが焼けているんです。 直ぐに停止して確認

刈り取った稲が詰まって畳の床の様に硬く詰まって取れない

ほぐすようにボチボチ取り除いたけど、、、終わりの方では指がけいれんして動かなくなってた。

もちろん熱中症対策で、その種のドリンクは何本も飲んでいるのですが、、、効果が無い

 

結局は農機具やに電話して来てもらう事に・・・

最初の田んぼは道路沿いですが、広い方の田んぼの周りは全てが田んぼ。

場所が分かりにくいので炎天下で待機です。

 

そして、、、悔しい事に・・・皆さん、私が素人だから使い方が故障の原因の様におっしゃるんです

 

私は違うと言う自信は有ったのですが、修理やまでそんな感じの対応です。

修理とベルト交換が終わり、修理やさんが試験刈り取りすると上手く行くんです。

「直りました。」と言うので、作業を始めると、暫くは上手く行くのですが、修理屋が帰ると故障です。

 

これを3度繰り返しました。

毎回、、、、「こう作業してください」と、私の作業の仕方が原因と決めつけているんです。

しかし、私にそれを否定するだけの知識は無い。。。。悔しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

心の中で「俺はそんなにバカじゃないぞ」と、、、でも反論できない辛さ。

 

「バカにするな」は感覚的に「アホにするな」の百倍です。

 

とうとう三回目の時には、小休憩を兼ねて農機具や(修理)に直接行きました。

涼しい所で詳しく話をして「もう一度確認してくれ」と、、、、

 

刈り残している量が少ないのなら、別のコンバインを貸してあげようか、、、、そんな雰囲気です。

 

前の人と違う人が修理に来てくれました。

その人が丁寧にチェックを入れると、ある所で「アッ」  

私はその小さな声を聞き逃さなかった。(炎天下だが今後の為に横で作業を見ていました)

その修理の作業員も偉い。 普通は悪いと思われる所を直してエンジンをかけて確認するのですが・・・

その人はエンジンをかけずに手で回して微妙な引っ掛かりを発見したのです。

 

私は思いましたねぇ~  「これが職人の技

問題はベルトじゃなくて、その先にあるチェーンの一個が動きが悪いんです。

その一個が何かのタイミングで噛んでしまい大きな負荷がベルトにかかっていたんです。

 

そこに行きつくまでに6時間はかかりました。

順調に動くようになった時は夕方です。 とりあえず刈った分だけを乾燥機に運び、残りは翌日と・・・

 

その日の最後の作業はこんな感じで真っ暗です。

翌日も稲刈りは続きます。 コンバインが故障しない事だけを祈って、、、、