アイリッシュ風豚バラ肉の煮込み

前もアイリッシュ風牛スジ肉の煮込みの時にビール煮は嫌いだと書いたが、

豚バラ肉のように脂質が多い食材には、ギネスビールで煮込むアイリッシュ風シチューが合うとは解っていたんだ。

今回、それを証明する為と、牛スジ肉とどのぐらいの差があるのか調べる為に（豚バラが半額だったので）作ってみた。
嫌いな料理だけに（だって苦いんだもの～）、少し予測する部分が少ないので。

細かい所はアイリッシュ風牛スジ肉の煮込みを見てもらえれば解るが、あと結論から先に言うと、前回より苦かった。

レシピは一緒なのだが、前回との違いは
↓

・玉ねぎの在庫が半分しかなかった。＝甘味、ウマ味が減った

・肉を炒める時、塩胡椒をしてしまった（前回も書いたが、塩味を加えると苦くなるので、最初の煮込まれる過程で塩分濃度が濃なる事は、苦味を引き立たせる可能性があったかもしれない）

・ビールを前回は１口飲んでから、入れたが、今回は１缶全部入れたので僅かに多い。

・今回はバラ肉で油脂が多いと言うことで、アクを取り過ぎてしまったかも。

肉を食べた時点で、モノ凄く美味しかったし、ビールの苦味は一切感じなかったので、肉が特に苦くないという事は、野菜類やスープ部分のとの違いは、明らかに油脂の量だ、前から思っていたのだが、ビールの苦味（他に塩気、味に関するもの全般）って油脂が強い程、その味を覆い隠そうとする効果があるのではないか？と感じていたので、あえて、今回脂質の多い、豚バラ肉で挑戦したのだが、アクを取り過ぎた時点で油脂分まで取れ過ぎててしまったのかも。

（前、和食でそれを失敗した事があって、教えてくれる肉親が教える時、作る度に毎回違う事を教え、一番肝心な事やコツを教えずに手順だけ教えられ、先立たれた。マジかと思ったよ、肉親でもこんな感じなんだよ、８年後、偶然作ろうと思った頃、頭の中でずっと問題点を考えていて、風呂の湯船に浸かっている時、急に「そうか！！」と解って、そのとおり試したら合っていた。そんな家族もある。朝方まで働いても奴隷みたいな金額で、でも家族だから逃げられなくて、随分、ビルの陰でよく泣いたなー。だから人生を変えた）

今回、味付けはギリギリだったな（ただ豚肉のウマさは尋常じゃない）。

あと、こういう具を食べるシチューは煮詰める事が大事なのかも？（そういうレシピの人も居るし、実際苦味が飛ぶまで煮詰める）

いつか、前回の作り方でもう１回作ってみよう。

次は豚スペアリブかな？
（でも中々半額にはならないんだよな～）