今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

秋刀魚の炊き込みは内臓を入れるか?入れないか?で胆嚢を取ってみる

2022年01月31日 | 素材
(PC画面だと左上素材の項目400件目の記事はこれかぁ~)

そういえば秋刀魚って炊き込んだ事が無いなーって思ったので、米を研いで水を切っておいて・・・
(炊き込みの時は水をきっておくクセが・・・出汁を使うワケではないんだけれどね・・・)

鮎飯(←近年オレンジ色はリンクのルールに)だと内臓も美味しいから焼いてそのまま鮎飯にするけれど、
(鮎はグルメ過ぎて藻しか食べない魚なので・・・)
秋刀魚は実は胃が無い魚なので、鮎より内臓がキレイなのだが・・・
「秋刀魚苦いか?しょっぱいか?」で、秋刀魚はあの内臓の苦さに脂質と旨味のコクが非常に豊富にある。
調べると「入れる」・「入れない」様々なレシピがあり、一緒に炊くか?迷ったが・・・

一応、初めてなので以前学んだ内臓摘出技術で抜き出し、苦いとされる胆嚢だけを切除。

サッと塩をし、頭と身、内臓をココット皿に入れて焼く。

焼きたてに大根おろしを添え、白飯でワシワシ食べるのが本当は1番美味しいんだよなー

少し冷めるまでグリルを洗ってしまおう。

水と酒・醤油、ココット皿にこびり付いた胆嚢を取ったワタも米の水でキレイにこそぐ。

魚も余す所なく入れて出汁を取る。

こんな感じでいくぞ・・・

お、なんとか炊けたよー

秋刀魚だけ取り出し、骨を取るが、うわっ、これ大変だな・・・
焼く前に捌いて取ってしまえばよかったか・・・

又、戻し混ぜて・・・少し蒸らす。

どうかな?

う~ん、フツー、ヤハリ秋刀魚は苦くないと別に鯵でも秋刀魚でも変わらない気が・・・
内臓とか取らず胆嚢も入れれば良かったかなー???

↑葱でアクセントを増してみた・・・

やっぱり骨あったなー(頑張ったのだけれど・・・)

難い・・・もっと素材を活かして「秋刀魚らしさ」を出したかった・・・

秋刀魚は苦いから秋刀魚なのだという事が、今回身をもって『明確に』解かった。
繰り返すが苦くなければこれなら別に鯵でも他の魚でもなんでもいいやって感じ・・・
秋刀魚のワタは脂質が1番豊富なのでコクがそこから出ている事が解かったので大事だわ・・・

「オマケ」

取った胆嚢は

少し水を入れ

超軽くレンチン

すると捨てる時に臭みが少なく

この部分だけの為に、冷凍して捨てなくてもいい・・・



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