今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

Colony.

2019年11月18日 | スイーツ
[予約投稿]

「色々なもの」シリーズ・他いくつかは書き換えてはいたが、
 ↓
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求道をさらに学ぶ
休日に煮物を煮る
(概ねオレンジをリンクのルールにしてきたが、やはり下線を引いた方が良いな)

※思う所があって1年間こちらは更新をしていなかったのだけれど、何があるか解からないから半年前に事前に作ったモノを『予約投稿』

風船チョコカップって少し良いなと思った。
で、いろいろ調べていくと・・・
・「ゴム臭い事が嫌だ」
・「シリコン型が臭い事が嫌だ」
・「衛生的に嫌だ」
という意見がワリと散乱していた・・・

自分としては(ニブイので)上記の意見はそんなに気にならないが
風船を割るという行為自体が凄く残酷な行為に感じたんだ

(地球にもあまり優しくないし)
パン!!っていう音が嫌じゃね?って。

でも、調べていくと、風船やシリコンを使わない氷を使う方法が何件か出ていた。
これを覚えておこうと、やってみることにしたのと、

そのまま真似ただけではツマランなと、その氷を使うやり方と共に、それを(自分の中で)発展させたやり方をしてみようと思った。

とりあえずボウルに泡立てたホイップクリームとメレンゲ・濃い紅茶・イタリアのズコットっぽく中にお菓子やドライフルーツ(←紅茶で戻せば良かったな)を入れ

紅茶アイスを作る。

風味付けに家にあった自家製レモン酒半年熟成を少々(←大人だ)。


冷凍庫にスペースを作って

冷凍。

1晩置いて冷凍出来たら、皿をかぶせてひっくり返し

溶かして(←熱い布巾か、サッとコンロ上で)皿に落とし、半球体のアイスを作る
(焦っていたので奥に野菜とシーフードミックスの「かき揚げ」が映ってしまった!!)

溶けてしまうのですぐ冷凍

上記まで成功したので(一気に全部作らないで失敗をしたら立ち止まろうと思っていた)、
アイスを作ったボウルをキレイにしてアイスが入っていた高さと同じ位置まで水を入れ

一緒に冷凍し、氷を作る。

これで又1晩(←次回からは一気に作れる、アイスをひっくり返せば冷凍庫に入る事も解ったし)。

「テンパリング」

以前テンパリングの練習をしたが、プロの料理本みたいにまな板の上でやって、どうもモノ凄く疲れもう”2度とやりたくない!!“と、苦手意識を持っていたが、
調べるとボウルの中で出来る事を観てそれが記憶に残っていた。
しかも市販の板チョコで。
市販の板チョコはもう既にデンパリング済みで販売されているらしいので、クーベルチュール(製菓用のチョコレート)とはテンパリングの温度はやや違う。

・クーベルチュ-ルで普通のテンパリング:40度~50度→28度→30度~32度で完成。
・市販のチョコでのテンパリング:40度→30度~32度。
やや上昇温度が違うショートカットしている部分もあるが、最終段階の温度は30度~32度と同じだ。

湯の温度は、温度が上がり過ぎたら差し水で温度を調整
水は保冷剤や湯を入れて調整。

湯と水・テンパリングの温度は温度計を使うと確実だろう。
・湯50度~52度
・水10度~15度

チョコを砕いて
(※なるべく細かく砕くこと!!、でないと塗る時にカタマリが残る、大量の時は溶け方が均一になるように大きさを揃えてきざむ↓下記でも大きい

湯煎にかけ。

溶かす。

溶かしながら温度を40度まで上げていき(温度計の水滴はキチンと拭き取っておくこと)

今度は水で30度~32度まで下げる。

温度が下がったら、水から上げ、左右に20回づつかき回す。

完成

一応、覚書にメモも。
(今回は型ではないのでココアは入れなかった家に無かったし

この時、寝違えて右半身があまり効かなくて汚い字だが・・・
痛みで涙ぐみながら

直ぐに冷凍庫から紅茶アイスを出して

塗っていく。
本当は大量にチョコがあればチョコマシュマロみたいに垂らせば良かったのかも知れないが、(大量にチョコを買う)そんな勇気も量も無かった。
(※いや、皿にアイスが貼り付いていたから風船チョコみたいに一瞬で塗れたかも、←溶けちゃうかな?、←今、書いていて思い付いたが・・・)

即冷やされて固まるが紅茶アイスの事を考え冷凍庫へ
少しデコボコしているが、ま、下だから良いだろう・・・。

一応、新聞紙を敷いた上に作っておいた氷を皿に出し
ボウルの中央が膨らんでいることが解ると思うが、凍結をさせると氷って生成される時に膨張するんだよな、プラスチックや陶器のボウルが割れたりするのはその為だからチョコカップの中では紅茶アイスクリームを凍結させられなかった途中こそぐ様にかきまぜられないし

洗い物をとかをしていると直ぐに溶けて皿に「カコン」と落ちる(←シッカリ1晩凍らせたので割れないだろうとふんだ)

水滴をキッチンペーパー等で拭いて
(実は量が足りなくて2度目のテンパリングチョコを準備・・・)
本来、絞り袋や筒で細いチョコを搾り出して垂らしていくのだが

袋に付着したチョコが勿体無いという貧乏性の為にスプーンで垂らしていったら、
なんか太さがバラバラ、しかも写真を撮る時、シャッターを押すと同時にポタって落としたし・・・
(本当は飴細工のドームの様に菜箸5本ぐらいでパパっとやろうと思って新聞紙も敷いておいたのだが、飴細工のドームではチョコの線が細過ぎて、割れるのが目に見えて解ったので取りやめた、←チョコの線はある程度太く無いと持ち上げる時に割れる

(ま、今回は学びたいだけだから)特に売り物ではないので気にせずマスクメロンの網目の様に垂らして10分ぐらい放置
皿と設置しているチョコを切ったり隙間に包丁を入れたりしておくと、取り外す時に割れない、が、手が遅過ぎて解けた氷でほぼ切り離す作業は必要無かった

10分後

恐る恐るソッと氷から取り外す。これが正式?なやり方。

溶けない様に冷蔵庫へ

チョコの器ってこうやって出来るのか・・・

冷凍庫の紅茶アイスを皿から外すのだが、ここで無理に包丁とかで外そうとすると皿とアイスがくっついているのでチョコが割れる。

ひっくり返して放っておけばワリと自然に剥がれる

アルミホイルか何かを下に挟んでおけばパッとひっくり返せて安全だったかもな。
今回、設計図をノートに描かないで、アタマで考えただけだから抜け落ちが多い。
所詮、机上の空論は砂上の楼閣なんだな、綱渡りではプロではない。
まだプロでは無いけれど。

で、迷ったのだが、自分に苦手意識が根付いているのが、このチョコペンだ・・・
以前、何度やっても上手くいかなくて、ここできちんと克服をしておこうかなと。

40度~50度のお湯で「やわらかくなるまで」温めるらしいが、時間が書いていない、3分ぐらいでいいのかな?
まあ、地域差・季節の寒暖差があるからアバウトなのかもしれないが・・・
このぐらいの温度なら、容器は溶けないものなのね・・・

浮かんでくるので箸でおさえる。

3分後、キッチンペーパーで水滴を拭き取り(←描いている時、水滴が食べ物に垂れない様にする為)

先端を捻り切って(久しぶりだな、今回は成功させたい、ドキドキ。)

絵が下手なので文字にした。
アレ、何が今まで出来なかったのだろう?
一筆書きにすると良いかも。

冷蔵庫で冷やしておいた網目チョコの蓋をして完成

果物とか、お菓子とかを飾って蓋をしようかとも考えたが、それじゃ文字の意味が無くなってしまうなって。
(どうせ蓋を壊して食べるんだし)お客様や特定の誰かに贈るならフルーツにするかもしれないが、
宇宙空間に出た時、窓枠から太陽光が差し込むColony(コロニー)みたいな感じをイメージしてみた。
(チョコが溶けるかもしれないからブルーキュラソーを入れたゼラチンで窓ガラスを作る勇気は無かった)

 最初「過去だけじゃない、未来にもいける」って意味で「タイムカプセル」とか「タイムマシン」とかも考えたんだけれど、やはり、これは「Colony(コロニー)」だなって。
球体だから「逆襲のシャア」とかSFアニメやSF映画に出てくるような「Colony(コロニー)」とも違うけれど

※紅茶アイスがカチカチなので食べる前に冷蔵庫でアイスを「少し」溶かしてから。

(出来上がってから『側面の網目を延長させ』、チョコで繋げた方がキレイだったな)
冷蔵庫ならアイスは溶けてもチョコの器は溶けない!!


『オマケ』

片付けや戸惑った時の対処法を知っておくと焦らないので気付いたコツだけでも抽出しておこう。

余ったチョコペンは先端にラップをして

冷蔵庫へ入れておくと、下を温めて又、使える(と思う。)

よく知らんけれど。

沸かしたお湯は火を切っても置いておくと温度が上昇し続ける。

料理でもここは注意をしないと、味が濃くなってしまう。
逆に余熱を自在に使えるようになれば・・・

テンパリングの湯は「差し水」をすると温度調整がし易い

水は保冷在や湯を混ぜて温度調整。

※テンパリングを調べていて、テンパリングってチョコを僅かに煮詰めて甘味や風味を濃くする「煮物」みたいなものなんだなーってちょっと思った。
(甘いのが苦手なので今まであまり関心は無かったが)
でも確かに味は変るあと確実に成型後固まってからの舌触りが滑らかになる
実は今回、テンパリングをしないものとしたものを2種類作って自分で比べてみたんだ。
ただ、やはり「煮物」と同じで「甘さ」が濃くなるから、苦いチョコの方が好きな自分には、もしかしたら、そのままの方が苦味とキレが立っているような。
絶対、テンパリングをした方が『深遠』な深みはあるんだよ、ただそれを踏まえた上で使い分けても良いのかな~って。
アクセントとして使い分けられたら、より凄いのかも。料理的に。上手くは言えないが。
(う~ん、テンパリングは深い)
味的に甘さを何処までセーブ出来るか?だと思うの。

※失敗をしてあまり何度も溶かしたり固めたりを繰り返すとクドくなるので単発勝負だった(←アイスを使うので、どうしても作業中固まってきてしまうから)。

アイスに塗っている時、ヘラの上で固まったチョコはスプーンでこそげ落せる。

ま、あまりアイスに塗ることなんてないだろうが。

チョコが引っ付いた洗い物はお湯で溶かしながら洗うとすぐ落ちる。

今回、温度がPOINTだったな。

勿論、知識だけではなくてその場、その場で考えて対処するチカラ勇気も大切だが。



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