今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

麻婆茄子

2020年11月11日 | 今日の料理
よく麻婆茄子というのは目にするが、じゃ、実際作った事があるか?というと、不思議と作った事が無かった。
中華が少し苦手だったという事と、茄子がワリと高かった事と、茄子に油が浸み込んで噛んだ時にブシュっとクロワッサンのバターの様に油が口の中に拡がる事が嫌で作ってこなかったから、
作り方を知らないという事にふと気付いた。

麻婆豆腐は作り方を覚えたのだが、あれとほぼ同じようにすればいいんだろうなぐらいにぼんやりとしか理解をしていなかった

偶々、茄子が安く手に入ってお肉の茹で汁が余っていたので、やってみよう・・・

茄子が油を吸い過ぎるのが嫌なので、よくお弁当とかに入っているように、乱切りにしてみた。

水に10分ぐらいさらし、アク抜き

油どおしをするのは嫌だったので
理由は、
片付け面倒だし
油を吸い過ぎるし
サッと油で炒めて

乱切りだから中々火が入らないので僅かな水で蓋をし、蒸し煮焼きである程度、適度に歯応えがある程度に柔らかくした。

器にあけておく

フライパンをふいて油をしき、

ニンニクや挽肉を炒め

胡麻油を最後に振り入れる
ここが麻婆豆腐とやや違うところか、俺の麻婆豆腐だと、胡麻油を最後に合わせると少し重くクドくなり、他の香りとバッティングをするので、普通のサラダ油にしている)

出来た・・・

乱切りにしたから、少し味の浸み込みが悪い

もう少し、煮込んで味を濃くしておいてもよかったのかも。

食べ切れなくて取っておいたら味がワリと浸み込んでいったが(それこそ、お弁当とかに良いかも!!)

かといって、薄い茄子の、麻婆茄子は油が浸み込み過ぎてあんまり好きじゃないしなー
薄い茄子の場合は挽肉では無くて、薄い肉で、茄子味噌炒めみたいなのに近くした方が好きかも、ま、ほぼ同じだが・・・)

『オマケ』

その後、薄い茄子でもやってみたが・・・

やはり茄子味噌みたいで、油脂分を吸い過ぎて(←噛むとクロワッサンみたいにブシュっと口内に油脂分が拡がるので)、やはりシッカリ固形状の方が自分は好きかな。
(好みの問題だが)
薄い場合は豚小間とか薄い肉の方が合う気も・・・


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獅子唐

2020年11月11日 | 今日の料理
シシトウといっても野菜のシシトウではない。

獅子のアタマみたいという事だろうな…

すき焼きっぽいものの煮汁(明治維新の頃風に醤油を少し多めにしたモノだから味噌も砂糖も酒も入っていて非常に中華と共通項が多い)が余っていたので何か中華の練習をしようかなって。

思っていて、そうだ、獅子唐が前から気になっていたんだと。

中華風のハンバーグとか肉団子的な感じなんだけれど
本当は豚バラ肉を細かく切って、それを粘りが出るまで合わせるらしいが、(バラ肉の塊もないし)そこまでしていられないので、豚ひき肉と玉子、塩・中華が好きな砂糖、あとベジタリアンの人は豆腐で作るらしいので、木綿豆腐を水を切って混ぜ込んでみた
本来獅子唐は水を混ぜ込んでいき、シットリとさせる代わりに豆腐のどうしても切り切れない水気をその代用としてシットリさせよう!!

レンジで豆腐をの水を切ればいいな、500Wで2分

重石をして少し置いて冷ましておく

醤油の代わりに、煮た椎茸が余っていたので、それも刻んで入れてしまえ。
筍をとかを入れるレシピもあるので)
旨味になるだろ。

本来、胡麻油を入れるらしいが、そうすると残ったスープ(タレ?)まで、完全にその後中華にしなければならなくなり、選択肢が狭まるから、ネギ油にしておいた。
※あと、片栗粉を少し入れて、出てきた水気を吸わせる事にした。

小葱も切って入れ、粘りが出るまで混ぜてから

丸めて、

片栗粉を水で溶いておく。(基本小匙1にしておくと便利)

油を温め、湯を沸かしておく。

肉団子同士が上げた時にくっ付かなくする為に水溶き片栗粉を周りにつけて

表面を固める為に揚げる・・・
(ハネるかな?と思って、クリアファイルごしにしていたが、豆腐の水切りをシッカリとしたのでそんなにはハネなかった、1度火を切って、火加減も適度にしたし)

まあ、後で煮るし、表面が固まれば・・・

一度、とりあえずあげて

揚げたモノを1度湯通しをすると、煮汁が濁って脂っこくなることを防ぎ、軽やかで軽快な全体像になっていく。

揚げ物を煮るなんて初めてだな・・・片栗粉を附着させることと、ここがPOINTだ。

皿にでもあげておく。

それで今度は煮汁・・・冒頭に書いた余っていたすき焼きの煮汁を使おう。
(思ったより無かったな・・・)

器に付着したダシも水や湯を入れてあますとこなく

沸かしたら、あくをとり、薄かったら砂糖と醤油を足して、野菜も入れる


揚げて湯通しをした獅子唐を入れ

30分ぐらい弱中~弱火で煮る。

味が足りなそうならばオイスターソースと砂糖・醤油で味を調えるのだが、オイスターソースを入れてしまうと完全に、余った煮汁が中華にしか使えないので!!入れずに、
(まだこの段階では和風に使える可能性を残したいなと、オイスターソースは入れなかった。)
逆に中華にしたいなら、とりあえず砂糖を入れておくって感じだという事が解かった!!
中華の人が砂糖を入れたがるのはそういう事なのだろうな・・・

出来たかな・・・煮て終わらせ鍋で食べる人も居るんだよなー

でも自分はその日に食べず、冷ましながらしみ込ませる
白菜が沁み込み過ぎると嫌だから、獅子唐の上に置いておいた・・・
(人参が少し沁み過ぎてしまったが、本来は入れないのだが折角だからバランスよくビタミンも取りたかった)

翌日に温め、

獅子唐を1度取り出し

煮汁にトロミを付けて
(中華鍋やフライパンだと早いんだけれどね・・・)
獅子唐にかければ完成。
(鍋で食べない場合、本来は青梗菜とかだけなのだが、折角だから野菜も入れて一食に)

うわ~凄い、シットリとしている。

それでいて、重くなく、寧ろ軽やかな軽快さがあった。
これは絶対豆腐の効果だ!!
肉だけのモノが多いが、豆腐を入れて良かった・・・)

いいぞ、これ!!
「揚げて」「湯通しをし」「煮込む」という手順も覚えたし・・・
(食べられない事は無い程度だが、人参が僅かに少し辛くなってしまったが本当は煮た獅子唐を皿に出した後に、青梗菜等を煮汁で茹で、それからトロミを付けるのが普通みたい・・・自分は他の根菜類も摂取したかったのでこうとした・・・)

「オマケ」

やはり煮汁が少し余っていたので

麺を打って、蒸した後に、茹で、焼きそば用の蒸し麺を作っておき(タッパに保存をしておいた)、

それを30秒~40秒づつ裏表サッと揚げて
揚げた後に放っておけばバリっとしてくる

何かの茹で汁が余っていたので、それも使い、

あんかけかた焼きそばにしてみた。

結局オイスターソースを入れ、中華にした
オイスターソースを入れる前はまだ和食の何かで食べられるので、選択肢はいくつかあった方がいいかなって)
とても美味しかった!!


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