今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

餅に黒豆

2020年11月04日 | スイーツ
凄く豆の風味がして、尚且つ黒糖みたいな自然な甘みのバランスが凄まじく良い黒豆煮を大量に頂いたので、全部食べ切る前に、1度潰して
意外にコレで潰すの考えていたより大変だった・・・

茹でたモチと和えてみたら・・・、
(最近、本と実地で適度に全国のお雑煮を学んでから餅は茹でている、その方がアタック感が口腔内で優しいから・・・)

う~ん、特徴的な長所だった豆本来の風味がボヤけ少し消えてしまってバランスが崩れてしまった。
ギリッギリのバランスだったのね・・・
(決っして成功や正解だけを出している訳ではないので、嘘が大嫌いだから失敗とか恥はなるべくだと思うけれど、隠さないの、その方が己の実になるし、嘘吐いたり隠したりすると、結局後でそれを補填するのが面倒な気がして、間違ったら、又戻ればいい話っつーか)

豆、そのままの方が、まだ美味しかった。
(粒あんよりコシ餡の方が好きだから、漉すか?潰さないか?どちらかハッキリとって方が個人的に好みなのかも)

ただ、こういう食べ方も何処かで観た気がする。
(ベトナムのチェーみたいなヤツだったような・・・あの頃、枝豆は好きだったのだけれど・・・煮豆が好きじゃなかったからなー)

恐らく餡子って、こういう所から発想がきているのかも・・・???

昔、理由あってお仕事で確か大晦日から早朝まで徹夜で5kgの黒豆を煮て、美味しかったなー
(「デパートで売れる」って言われたけれど)
保存料とか入れず、甘いのが苦手だからギリッギリの甘さにしたら、保存期間が短かったけれど・・・
(それがプロとの差なんだろうなーって)
それでも、あの味は最強だった・・・

あれから黒豆を煮るのって繊細(技術だけより繊細な心?)が必要だなと感じ、黒豆も偶に食べるようになったし(←クドく甘過ぎなければだけれど)、無駄な事は何も無いと・・。


コメント
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