今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

今年はワリと果物を食べた。

2014年11月28日 | 素材
今年は結構果物を自分から食べた気がする。(年かな?)

先ず、プルーン

生のプルーンって初めてだったけれど、
(健康食品のプルーンとか、ドロドロ甘いモノは苦手で、保存出来ないから、ああやったり乾燥させたりして食すのかな?)

皮を剥くとこんな感じ。

中には種が入っている。
結構、甘くて、ジューシーって言えるぐらい水分が多く水々しい。


ふと、メロンが食べたくなって、でも1個丸ごと買えないし、買っても飽きるだろうし。
じゃあ、パックでいいやって。パックのって、売りに出しづらいけれど、実際は良いメロンを使っているから、熟れていて、食べ頃で美味いのが多いらしいという内情を聞いた。
沢山はいらないけれど、プチ贅沢。それでいい。


葡萄、と蜜柑、
こうやって小さい入れ物に、葡萄でもナシでも入れておくと結構つまむもんだ。
葡萄は山梨の親戚から色々な種類の葡萄を送ってくるのだが、最近は種が無い葡萄が多い、というか殆どだ。
皮と身の間と共に、あの種の周りの酸味が葡萄の味が色濃い場所だと思うのだが、先日スーパーでお母さんが小さな子供に「この葡萄って種が無いから良いよね~」って教え込んでいた。なんかツマンねー人生送ってんなって・・・。
種が無い巨峰って、昔の葡萄に比べ、なんか人工的な味がしねーか?チャチイというか。技術力は凄いんだけど、何かが本物と違う。もっと昔は給食とかに出てきたデラウェアとかにも一粒一粒種があったとか古(いにしえ)の人に聞いた。


「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言う程、柿はビタミン豊富な果物だ。
ただ、身体を冷やす効果があるから、あまり夜は控えた方がいいのかも。
石田三成が処刑前に「柿は痰の毒になるから」と直前まで生きながらえようとしたセリフは有名だ。
(黒田官兵衛で悪く書かれ過ぎ、「加害者は被害者を隠す」から負けた方は悪く書かれるのだろうけれど、直江兼続と親友であった事や、居城の佐和山城へ徳川勢が乗り込んだ時、壁はボロボロ、凄まじく質素な生活を送っていたというし、茶会の時に、ライ病の大谷吉継が茶碗に膿が落ちた時に他の大名は回し飲みをしなかったのを、咄嗟に三成がその膿の落ちた茶碗の茶を一気に飲んで、大谷吉継は涙を流す程に感動したという、そんな人が漫画やドラマで描かれる程、そんなに悪いとも思えない。淀君派にも接近していなかったし。秀吉への忠誠心のみで板挟みだったんじゃないかな?誰かが命令を遂行しないと天下が治まらんと。悪役は自分が引き受けようとしたというか。そう考えると「加害者は被害者を隠す」という言葉が真実味を帯びてくる。)


今年は、とにかく栗や栗のお菓子やパンを食べた。
栗を食べると季節を凄く感じるんだよね。


もも、山梨の人が良い桃作って送ってくれるんだよね~。
本当に今年は美味しかった。
東京だと柔らかい缶詰の様な桃が主流だが、本物はガリッ、カリッとしていて、硬い、あれはあれで美味しいと思う。
都会の人はその良さをあまり知らない人が多い。
(うちの父親もそうだった。)
「桃園の誓い」を思い出す。山梨で見る桃の花が連なっている姿って綺麗なんだぜ。



コメント
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