今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

餃子巡り。

2014年11月12日 | グルメ
神保町巡りしていた時、やはり餃子は外せなかったので、昔、餃子にハマっていた時期もあったけれど、再度ハマってしまった。
なので前回の神保町巡りと並行して、餃子巡りもしていたんだ、そんな毎週神保町に行ってられないので(ツイ本買っちゃうし・・・今「白い巨塔」読んでいるし、その後はアイルランドの作家ブラム・ストーカーの吸血鬼ドラキュラ=映画ではNHKでホームズを演やっていたジェレミーブレッドがドラキュラを演じた=を読む予定(実はヴァン・ヘルシングが好きなんだ、ヒュー・ジャックマンが演じてから知って、日本語吹き替え版のテーマ曲が氷室京介だったから)なので読むモノのあとが詰まっている・・・決っしてあらすじ集だけ読んで「俺は読んだぜ」なんて嘘ぶかない、後書きまでしっかり読んで作家が何故これを書こうと思ったかまで知りたいんだ。装丁も含め1ページ残らずキチンと読む。紙の良さって絶対あるし)

今まで、
(この頃はそんなに餃子に詳しくなかった。)

・台湾の鼎泰豊(=ディンタイフォン)本店(最初に感動したのが航空券をプレゼントされて行ったここ。NYタイムズで世界10大レストランにも選ばれた事があるという。やはり本店は凄まじかった。そして量も。日本の量の感覚で頼んではいけない。)
・亀戸餃子
・栗林餃子
・一味玲玲本店
・天龍
・昇竜
・王将(持ち帰って、少し蒸されると皮がモチモチして好き)
・池袋の間楽
・ナンジャタウンの「餃子スタジアム」
・池袋の餃子がある店を行き当たりばったりで。
自由が丘だと、↓
・大石餃子団
・大連
・自由が丘餃子センター
(結構有名店は行っている?気がする・・・。)
その頃は予約したり並んでまでは食べようと思わなかったけれど(シバラレタクナイんだ)。
そのぐらいだったんだけれど、先日雑誌の餃子特集を読んでいて、ツイ・・・、あの頃の気持ちが再熱してきてしまい、今回は京王線や中央線沿線のある場所で「現在の出版業界の問題について」の公開講座があったので前日までの仕事でクタクタ(本当に最近ヤバイ)だったけれどホンの少しだけ頑張ってみて、中央線沿いには美味しい餃子屋さんが沢山あるので講座が終ってから駆け足で廻ってみたので、他の地域もあるが、比較的前半は西東京が多いだろう。↓


最初は出発駅の「老辺餃子」(本店)
この後、公開講座でその後廻る予定だったので無理して焼き餃子は食べず。
オススメと言われる

蒸し餃子(Aセット・Bセット)
餃子以外に劉備コースという名前のランチが気になった。曹操や孫権は?

水餃子はこんな型で固形燃料を用い、テーブルで5分待つんだ。

するとこうなる。
(まだ、僕程度には餃子の真髄を知らないから蒸しの奥深さを知る事が出来なかった、ただこの包み方の点心師の技術はこれが一流というものらしい!!)

次は

荻窪ラーメンの三ちゃん(寒かったので餃子ライスのスープが身体を温めてくれた)


餃子同士ひっついていない焼き方が凄い。おじさん怖そうで怖くない。
細かい具とアッサリ系が好きな人は好みだと思う。キャベツが大目。

「三鷹」の「ハルピン」は休みだったので、写真を取り忘れてしまいました。
三鷹は太宰治ゆかりの地なのですね。玉川上水もあるし。「斜陽」の石碑みたいなのがありました。

阿佐ヶ谷から南阿佐ヶ谷に移動して、

鉄板餃子の「なかよし」オープンと同時に入ったので入れた。
後ろの人達は1時間待ちとか言われていた。
時間が無かったので、

少量を一気にかけこんで(実は少し猫舌なので、熱過ぎるのは・・・具が細かく思ったよりもサッパリしていおりバランスが良かった。店内は有名人のサインだらけ。後ろに待っている人も居たし・・・自分が早く出れば少しでも早く待っている人が入れるかな?って。)、阿佐ヶ谷駅へ徒歩で移動。

約7分~13分(自分は走ると早いが歩くと遅い)で阿佐ヶ谷へ着いて
有名店「猪八戒」へ

↑阿佐ヶ谷に着いた時場所を下見しておいた時の写真。
オープン9分後だったので行列か?と思ったが、既に店内は満員で、「ちょっと今日は・・・スミマセン」と言われてしまった。1人のお客様がそれを聞いて席を立とうとして下さったが、自分もそこまではさせたくないので、すぐに退散、凄まじいな。

このままでは悔しいので東西線があったので高田の馬場に移動(営業をやっていたので都内の電車網は殆ど把握している)し、

有名な「餃子荘 ムロ」へ

1時間待ちと言われたが、店内だったし、ここまで来たら待つ事にした。

鎖に、お客様の傘をぶら下げるアイデアは好きだな。
30分ぐらいで席が空き(お客様達が並んでいる人達に気を遣ってくださって=日本人って良い人だな~って思った。自分が日本人で良かった。食品に消費税をかけないイギリス人に生まれたかったが)、

↑何か飲み物はと、疲れていたのでアルコールは飲みたくなくてメニューを見ると、「酸梅湯」というものがあったので、大体漢字でなんとなく味は想像付くが・・・試さないのは男じゃない(新しい発見があるかも)。味は最初、ドクターペッパみたいななんというか漢方薬というか、「う」っと思ったが、氷が解け始めると、これがまろやかになってやめられなくなる。不思議だった。

おばちゃんに「メニュー書いて」と伝票とボールペンを渡され、自分の手にも餃子を作っている粉が付いた、すぐ目の前で今作っている感じ良い!!っ、粉は軽くツルツルしてやや粒子の細かい粉だった。(食感が軽い感じの餃子になるのかなと考えた)
餃子の種類は「ふつう・にんにく・チーズ・紅(辛いとのこと)」等があった。そんなに餃子ばかり食べられないので(今日6軒目だし、公開講座も入れて動き過ぎたし)、店の味を知る為に基本のふつうと、チーズ好きには試してみたいチーズ(変り種餃子というモノがどういうモノか?有名店で知りたかった)を頼む。
皮も薄目で、小ぶりな餃子、雑誌が推薦するだけあって、万人好みの餃子かな。
そして上品さがどこかにある。
具は細かめかな。

☆その後良さげな中古CD屋さんを見付け、入ってみるとレッド・ツェッペリンのBOXセットを格安で見付けた。家に帰って調べてみると、なんとB`zの稲葉さんが雑誌で「レッド・ツェッペリンのBOXセットに入っているトラベリング・リバーサイド・ブルースのスライドギターを聴くと鳥肌が立つ」と言っていたのを読んで洋楽を聴く様になったCDが(シングルでは持っていたんだが恐らく音にマスタリング加工されているし、どのBOXか解らなくて、そんなお金無いし)、まさかこのBOXに入っていたとは・・・、高1の時以来、心につっかえたモヤモヤが取れた。

時は経って、仕事の出先で三田に行く事があったので、

三田の「大連」へ

ここは牛・豚・エビが各「焼・水・蒸」とあって、量がかなり多い。

↑このメニューの量を見れば解るだろう。
蒸20個とか無理だろ(他のも試したいし)、


「水の豚」(手前)と「牛の焼き」(奥)を頼んでみた。
牛の餃子ってどんなだろう?と思ったが、ケモノ臭いのかな?と思ったが意外に臭くなく
(きっと我々日本人には解らない香草やスパイスの使い方のポイントを知っているのだろうな、バングラディッシュ人のシェフの下で働いていた時、日本人の板前さんが、「俺達にはこのスパイスの使い方は真似出来ないもんな」と言われていた事を言葉も出ない程納得した事を凄く覚えている。それと同じだなと思った。
しかも肉汁は小龍包の様に、噛むとブシュッと出てくる量だ。肉感もある。
鼎泰豊(=ディンタイフォンの「本店」)の様だった(向こうは小龍包だが・・・自分の基本はもしかしたら鼎泰豊の本店なのかもしれないな、やっぱり本店は凄いぞ。)
そして、あまりの牛の美味しさ(アッサリ系が好きな人は別かもしれんが)に、

つい、エビの蒸を・・・15個も出てきた。エビだから肉より重くないかなと思ったが、ラストの方はお腹がキツクなってきて、口に放り込んでいる感じだった。
欲はかくもんじゃないな。
後日、「豚の焼き」と、↓

「牛の水」↓・・・少し肉々過ぎる。

を食べてみた。
個人的には、最初の「牛の焼」が1番美味しかったかな。(こんなにジューシーなの?って)

近くにもう一軒「名前の無い餃子屋さん」というのがある。↓

看板が出ていないのだ。(ネットの定刻どおりの時間に開店しないし)
だが・・・

これぞ餃子って感じで、焼きの皮がモチモチ(焼きでここまでモチモチなのは自分の中では上位2本に入る。)で、ニラも入っていて、タレは出してくれるが、そのままでもいける。餡にとびきり美味しい味が付いているのだ。

尊敬する福沢諭吉先生の蘭学塾(当時から医学だったのか!!)に起源を持つ慶応義塾大学(慶応病院は好きだな)↓

早稲田の広い心の性格も好きだけれどね。京大のヤツも楽しかった。東大の人は良い人多かった。まあ、一緒に働いてみて出会った人達だけだから一部の人しか見ていないけれどね。(しかも6大学の中のトップクラスのとびきり気持ちの優しい人しか見ていないんだけれどね。)
 そして先日神保町巡りでも紹介した「神田餃子」へ再び、人に餃子屋さんを紹介しようと行ったんだけれど、おそらく話を聞いていて、肉感系よりもキメ細かい、ジューシーよりもあっさり系の餃子がお好みという事に気付いた。しまったー無難に・・・と気遣い過ぎたのがいけなかった、元祖餃子が野菜餃子でそういう感じなんだが、いくつか餃子を取って、もう餃子は良いかなって感じだったので無理強いさせなかった、もう1度連れて行って野菜餃子を食べさせたいが、あと他の餃子屋さんも。
この時、姉妹店の「天鴻餃子房」にもあるメニューを食べたが、何故姉妹店で名前が違うのか解った。

今回、頼んだ「パリパリ餃子(本当にパリっとして口に入れた瞬間ウマっと思った。)」

その後、飲んだ紅茶が美味しかったなー、紅茶党としては。