今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ベトナムコーヒー

2010年01月23日 | 飲み物
2007年にコロンビアを抜いて世界第2位のコーヒー生産国になったベトナム、写真は専用のアルミフィルターで抽出している時の様子だ。

現地ではカップの方に、コンデンスミルクを入れておいて、垂れてきたコーヒー液と混ざった想像を絶する甘い液体を飲むのがトラディショナルな呑み方だ。
このアルミのフィルター、すでに日本で持っていたので現地では買わなかったけれど、市場とかその周辺で大きいカップ用とか様々なサイズが売られている。
(穴の大きさとか、よく見ないと危険らしい。)

最近はコーヒーを、フィルターではなく紙で入れるようにしていた。
本当に忙しい時は、ネ○カフェとかブレ○ディーの1○7番とかで充分なんだが、最近までBook Cafeに居たので、そうもいかず、少しはコーヒーの本を読んだり、友達に文句を言われながら研究をした。

因みに、使っているコーヒーの粉は昔、賞味期限切れの商品を大量に貰っていたので(縁で、昔ベトナムを広めていた時期があって)それを使って練習をしている。
勿論コンデンスミルクは入れない。
亜熱帯のベトナムでは、ミルクが高価で保存し難いので、コンデンスミルクを入れる文化になったらしい。

フランスの統治下だったからか、街中にカフェがあって、ホーチミンの様な熱帯気候の所だと、旅人にとってカフェは失った体力を回復出来る
から助かる。氷を入れたビールもあるし。(氷って大丈夫なのか?俺は絶対に拒否したけれど。)

それと、フランスパンが多分本国フランスよりも美味しいと感じた。
自分は、パン辞典とか持っていて、都内食べ歩きもしたんだけれど、
ベトナムのフランスパンのレベルはどの店へ行ってもレベルが高い。

揚げたフランスパンを、鳥系(向こうは「地鶏」ばかり)の味のお粥に浮かべたりもするが、大きいクルトンみたいで凄く美味い。
色々な意味で行って良かった。

ベトナム人の事ではなくて、今まで関わってきた人の事から、勉強とかじゃない教育の大切さを学んだ気がしたな。ベトナム人は活字好きなんだ、新聞や広告はプロパガンダ・チックだけれどカラー2色刷りだったりして中々面白い。
毎回色々と思い出しながら飲む度に思う
コメント
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