社長つれづれ日記

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嗚呼無情

2005年09月25日 | ノンカテゴリー
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あるお方に・・

悲しみの極みというもなおたりぬ 命の果てにみほとけに逢う

 知的障害者や身障者を持つ親御さんは、悲観の極み、必ず一度はこの子とともに身を滅したいとの思いに駆られるようですが、しかもその果てには、必ず、この子のお陰で人間としての眼を開かせてもらえたという自覚に至るようであります。
---------------------「森信三 魂の言葉」PHP出版より

 朝起きて、枕元にある本を手に取り、何気なく眼にしたこの一文、体全体にさーっと鳥肌が立つのを覚えました。私は、この文中にある親御さんの境遇にはたてませんが、なんというか、どういったらいいのか、「人間のすごさ」を感じた次第でした。

 世の中にはどうしようもないことがあるんですよね。「嗚呼無情」というか・・・。

 しかし、そのことをどう受け止めるかは、これ、人間の力なのでしょうか。いや、それをしっかり受け止める力を、「大いなる宇宙」は私たち人間に与えてくれているのでしょうか。

 「どうしようもないことは、できるだけ遭遇したくありません。つらく悲しいことは、二度と起こらないでください」そう思うのは、私だけでしょうか。

 でも、「嗚呼無情」・・・

 ところで、昨日は我が社の全体会議でしたが、ITソリューション営業部の皆さんは、課題である「文献購読」の文献を、森信三さんの「修身教授録」にしたようです。なかなか読み応えのある文献ですが、人生を考える上で大変良い本だと思います。色々味わってほしいものです。

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