社長つれづれ日記

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自立するということ

2010年12月31日 | ノンカテゴリー

◆◆四人の子ども

私は四人の子どもがいます。上の二人は病気で亡くなった一人目の奥さんの子供、そして、下の二人は現在の再婚した奥さんの子供です。私は、女、男、女、男と、二男二女の父親です。長女と長男は東京で働いています。長女が5歳、長男が2歳の時に母親が脳腫瘍となり、長男は母親の面影をなんとか覚えているようですが、物心ついたときは、母親はすでに闘病生活でした。ふたりとも、母親の愛情を沢山は、もらえなかった子供達です。

夕方、長女から電話をもらいました。「お父さん、げんきでやってる?」そんな電話でした。そして、「会社の方はどうお?」と、私への気遣いの言葉です。「アハハハ、元気でやってるよ。会社も頑張ってやっているよ。貴方こそ、元気なの?」と問い返すと、「そんならよかった、うちも元気よ」との言葉でした。「祐策はどうなの?」と長男のことを聞くと「あいつも、元気でやってるよ。あいつ、ああ見えても、結構仕事真面目やけん。がんばっとるよ」との、答えでした。互いの近況のこと、しばらく、たわいもない会話が続いた後、「お父さん、元気でやってね、良いお年をね。」と、彼女は電話を切りました。

彼女や、たまにしか電話をかけてこない長男の声を聞くと、不思議と勇気がわきます。小さい時に、大きな愛情を注げなかった子供たちが、独り立ちをし、大都会で元気にいじけることなく生きています。自分で、自分の生きる道を見つけ、明るく、前を見て生きてゆくさまは、親である私にとって、最高に嬉しい姿です。とにかく、何とかしてゆかなければと、ただ前を見て生活していた彼女たちの小さい頃、とにかく、私が彼女たちに教えることは、愚痴を言わず、前を見て私が生きる姿だと、自分に言い聞かせて生きていました。その生き方は、少しは彼女たちに伝わったのでしょうか。今、自立した彼女たちを見ていると、ほんとうに嬉しく思います。

あっと・・・、しかし、私は、悠長なことはいっていられないのです。まだ、私には仕事が残っています。下の二人の子どもたちへの教育です。でも、教えることは、同じです。わたしが、生きる姿を見せることです。ですので、まだまだ、へこたれることは出来ません。前進あるのみですね。

 

◆◆今年のまとめ

家の片付けとか、部屋の掃除とか、年末になると皆さん通常やりますが、今日は、今までやらなかった片付けをしました。コンピューターの中のファイルの整理です。まあ長年パソコンを使っていると、知らず知らずのうちに、私が作成した文書が沢山溜まってきています。必要なときに、思い出したときに、すっとファイルが探せるような状況ではありませんでした。これではいかんと、遅ればせながら、しっかり整理をしましたよ。いよいよ年末に来て、スカっとしました。1000を超えるファイルを私になり上手に整理することが出来ました。あははは、自己満足。

 

いよいよ残すところ後3時間を切りました。一年間、無事終えることができそうです。多くの皆様に助けられて、一年を過ごすことが出来ました。私の周りにいるすべての人々に感謝を申し上げて、今年一年のご挨拶としたいと思います。

本年は、大変有難う御座いました。来年の皆様に幸多かれとお祈り致します。良いお年をお迎えください。

 


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