社長つれづれ日記

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反省

2007年08月07日 | 仕事
◆◆パートナーシップ

 今日は午前中の飛行機で松山に帰ってきました。そのまま会社に出社し、社員さんと顔を合わせました。

 また明日から東京出張なので、その準備やら、書類棚に溜まっている決裁書類などに目を通しておりました。

 明日からの東京出張の際の打ち合わせで使う書類をITコンサル・コーディネート営業部の大森君が作ってくれていました。それらに目を通し、気がついた所を大森君に指摘しました。

 何となく会社に帰ってきた時の社内の雰囲気が私にとっては重たい感じがしたのか(何となく、お疲れ様、行ってらっしゃいの挨拶の声が小さい、周りにあまり気遣いがないような感じがする)、いや、私の気持ちが何となく重たい気分になっていたのか(出張疲れからなのか?)、そんなどんよりした気分で大森君に仕事の指摘したので、少々言葉がきつかったのかもしれません。仕事のあら探しのような言い方になってしまい、売り言葉が買い言葉になり、かなり険悪なコミュニケーションになってしまいました。

 色々言い合った結果、最終的には、関係修復をして正常な会話となって終わりはしましたが、彼にとっても私にとっても後味の悪いものとなりました。

 特に自分自身を振り返った時に、自分の至らなさを痛感します。社員さんを信頼すると言っておきながら何気なく不用意な言葉を発したり、自分が社長だと言うことで一方的な会話を迫ったりと、振り返ってみれば忙しさと余裕のなさによる社員さんに対する不適切なコミュニケーションを行っているのでしょう。

 私の学んでいる同友会でも良く耳にする言葉ですが、今回は社員さんとのパートナーシップについて色々考えさせられましたよ。

 あてにし、あてにされる関係、持ちつ持たれつの関係、そんなことを、このパートナーシップという言葉からは連想します。そうであるとするならば、仕事の任せっぱなし、または、一人で仕事を抱え込むなどと言うのは、パートナーシップが健全に存在する職場ではあまりふさわしくない仕事のあり方でしょう。

 今回など、もう少し大森君に任せてある仕事を自分のこととして考えることが出来れば(そう考えてはいたつもりですが)、不適切な言葉を発することはなかったと思います。そういう意味では、頭ではパートナーシップという言葉を知っておきながら、実際の行動ではそのような言動をしていないというのが今日の(いや、知らず知らずに普段やっているのかもしれない)私なのかもしれませんね。

 やはり、社員さんと共に、あてにし、あてにされる関係の中で仕事をやっているという自覚、持ちつ持たれつという関係の自覚、そしてそれに伴う感謝の気持ちがなければ、健全な職場にはならないですね。私自身の自覚の問題として、考えさせられました。

 なぜ今回こんなに自己嫌悪に陥るのかと深く考えてみると、こんなことでした。日々、色々勉強ですね。反省です。そして、大森君にも、ごめんなさいね。


◆◆色々

 夜は会議室でコンサル部門のミーティング、方や、マネジメントゲームの勉強会やっているチーム、一日のまとめをやっているITソリューションチーム等々、皆さんご苦労様です。私の方は明日の出張のため、程々に帰らせていただきました。



今日の心の中のキーワード
 北風と太陽
 パートナーシップ