社長つれづれ日記

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大人の責任

2005年11月01日 | ノンカテゴリー
 今日は夜7時に打ち合わせがあったので、それに間に合うようにと会社を出ようとした時、会社の玄関口で、ちょうど帰社をしてきた浅田君と出会いました。

 その場面は、私は靴箱にスリッパを入れるところ、浅田君は自分のスリッパを取り出し、靴を入れるところでした。

 なんと浅田君が取り出したスリッパは、自前の真っ白の、ほっかほかの毛が生えたスリッパではありませんか。

 一方、私のはと言えば、自前ではありますが、もうくたびれたビニールのスリッパです。ムムム(-_-メ)

 大野 「うわー、浅田君、良いスリッパ履いてるじゃない!」

 浅田 「そうでしょう~(^_^)」

 大野 「どれどれ」・・・すたすたすた・・・。

 浅田 「あーっつ!水虫うつりますっ!!!」

 大野 「あはははは・・・」

 浅田 (▼▼)・(-_-)・(^_^)・(^。^)

 大野 「行ってきまーす(^_=)」

 浅田 「行ってらっしゃい(^^)」

 会社を後にしながら、「なんと大人げないやつ」と、自分のことを反省しつつ、じゃれ合いに乗れる浅田君の人柄の良さを感じておりました。

 打ち合わせが終わり帰宅し、しばらくしてテレビをひねると、やっていたのは「火垂るの墓」ではありませんか。

 毎年終戦記念日にはこの漫画がテレビ放映されますが、今日のは俳優を使ってのドラマです。

 途中から見たのですが、はじめは漫画の方が良いかな、などと思っていましたが、だんだん引き込まれて、終わる頃には目に涙がいっぱいでした。

 「子供には罪はないのに」などと思いながら、大人の責任を思い直しました。

 「火垂るの墓」が終わり、別のチャンネルをひねると、子供が母親に毒を飲ませて殺人未遂を起こした事件のニュースが流れていました。中学生の女子らしいのですが、少しずつ母親に毒を飲ませ、中毒にさせたようです。どうも母親は意識不明のようです。

 なぜ子供が母親にこのようなことをしなければならなかったのか、そんなことを考えると、なぜか胸が痛みました。

 自民党が圧勝し、小泉改造内閣が発足し、税制の改定、憲法改定がにわかに話題に上っています。日本の国の舵取りはこれからが大変です。

 大人げない大人ではなく、責任ある大人の判断や行動が、これからの日本を作っていく上で重要ですね。

 私たち大人の責任が問われていますね。

 ああっと、わたしの浅田君とのじゃれ合いは愛嬌ですからね。みなさん。。。