アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

260アチャコの京都日誌 脱線編 スモン石鹸のコンプライアンス 大混乱

2018-01-17 09:01:02 | 日記

スモン石鹸の初場所、遂に白鳳が負けた。新商品「松居の泡」の販売を禁じられ、かちあげや張り手も封じられた為、

「白鳳」の画像検索結果

セールストークに精彩を欠いた。

世の中も、コンプライアンスやガバナンスコードとか、フィディシャリーデュ―ティーなどと販売員のモラルが問われた。

固形石鹸であるスモン石鹸しか品ぞろえがないこの会社においては、お客に複数の商品を提供し、

それぞれのお客様のニーズに見合った石鹸を提示する事ができないという決定的な欠陥があった。

消費者庁は、最低3銘柄を提示することを求めている。さらに、契約締結前書面の中で、

肌のかぶれのリスクや、子供の誤飲などあらゆるリスクの説明を義務付けた。

しかも価格設定の不透明さから、販売フィーの額を明らかにすることになった。

「そんなに手数料かかっているのか?」という声が多く。

手数料割引が横行した。最近は、社内ホットライン制度の確立で、社員からの社内不正の告発も激増した。

ホットラインには、不正以外に、セクハラ・パワハラの告発も多く、人事はパンクした。

上司を落とし込めるでっち上げも多く、社内の雰囲気がどんどん低下した。

上司は部下の女性と視線を合わさずうつ向いたまま会話する。エレベーターで女性が乗ってきたら逃げるように降りて行った。

遂に、女性専用フロア―が出来て部下の女性に仕事の指示をするのも携帯電話でするようになった。

勇気を出して女性社員を呼び出したら、「目つきがいやらしい。」と人事に通告されて左遷された課長がいた。

誰も女性や気の弱い社員には、叱らない、注意しない、まして叱るのはサラリーマン人生を賭ける覚悟がいる。

危機管理の為に、元衆議院議員の豊田真由子氏をアドバイザーに招いた。しかしいきなり池坊委員長と対立してしまった。

「豊田真由子」の画像検索結果「この派手派手おばさん!!」

「池坊保子 ペン...」の画像検索結果「なによパワハラ暴言おんな!!」昔の写真です。

 


259 アチャコの京都日誌  出雲編  

2018-01-15 15:00:54 | 日記

出雲大社に行って来た。

京都以外の観光地に行くのは久しぶりだ。しかし、神様の代表オオクニヌシノ命にお会いするのは、朝廷の歴史研究には必須だ。

日ノ本を瑞穂の国として豊かに治めた神様が、皇祖天照大神へ「国譲り」した神話に基づき建てられたお社がここだ。

数年前、その基礎になる心柱の後が発見された。オオクニヌシノ命の、国譲りの条件として

「我が住処を、皇孫の住処の様に太く深い柱で、千木が空高くまで届く立派な宮を造っていただければ、そこに隠れておりましょう」

と言ったという、伝承が裏付けられた。

心柱跡と復元されだ古代の本殿模型。

10月には日本中の神がここに集まるので、出雲では、神無月を神有月という。

また、二礼二拍手一礼の作法が、ここでは二礼四拍手一礼が正式作法だ。

そして拝殿の構造が全く違う。御神体のある正面には太い柱があり、礼拝する子屋根は正面を外して作られている。

真正面からは礼拝出来ない違和感を感じる。

また、しめ縄の結び目は、左右反対だ。あたかも俗世間が神域で、拝殿中が続世界のような扱いだ。

法隆寺の正門にその例があり、怨霊封じ込めの為とも言われている。

また、ご神体は南向きではなく西を向いている。

我々は、ご神体に向かって拝むのではなく、横向きに拝んでいるのだ。

あらゆる点で、他の神社と違っているのはなぜか?

 

神楽殿

 

拝殿のしめ縄日の丸が大きく掲げられる。確かに他の神社と趣が全く違う。

スモン石鹸の初場所が無事出来ますようにお願いをして来た。

昨日は、鬼勢の里も勝って一安心だ。

 

 


258 アチャコの京都日誌 スモン石鹸初場所キャンペーン始まる!

2018-01-14 17:18:49 | 日記

 

華々しくスモン石鹸の初場所販売キャンペーンが始まった。

「営業の充実」四角社長の言った通り、初日は良いセールストークが続出した。

販売開始時の「変化」や「かちあげ」はなく、正々堂々の販売が繰り広げられた。

お客様が準備出来ているのに、セールスしない「待った」も余りなかった。

販売直前のインタビュー

相変わらず馬鹿にした格好の白鳳

まじめがにじみ出てる鬼勢の里

悲壮感漂う角龍(龍角散ではない)


北野富士は、NHKの解説者だが、明らかに鬼勢の里を心配している。しかし初日、鬼勢の里は負けた。

物言いがついて行司の軍配が、鬼勢の里に上がったが、その後覆った。

鬼勢の里は、営業の休み明けにもかかわらず粘った。お客様の断りにも屈せず、

粘ったが、微妙な判定に泣いた。この行事が、男性へのセクハラで辞職した行司の代役だったのは皮肉だ。

一方、白鳳も、営業スタートのかちあげを封印されたので、苦戦した。しかし勝った。

角龍も勝ったので、鬼勢の里だけ苦境に立たされる。

波乱含みの初場所、観客席にはテレビにはいつもの、大村崑や林家ぱー子などのなじみの顔がなかったので心配だ。

新商品「シャンプー松居の泡」は、販売好調の様子だった。女性専用のこのシャンプーは、離婚交渉に優位に立てると人気だ。

高嶺の花は、調子に乗って、男性用シャンプー「船越の泡」の発売も検討している。

しかし、松居一代は、「だーーーい嫌い。」という理由で渋っているとの事。

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257アチャコの京都日誌  毘沙門堂 秘仏毘沙門天立像

2018-01-14 12:04:07 | 日記

 

スモン石鹸初場所の初日を楽しみにしながら、毘沙門堂に行って来た。

山科の駅前を東西に走る旧東海道を、北に曲がり1~2キロほど、

だらだら上り坂を行くと「毘沙門堂門跡」という石碑の前につく。

門跡とは、天皇に近い皇族が住職を務める寺院の事だ。

ここは、天台宗御五箇室門跡の一つだ。

「毘沙門堂」の画像検索結果紅葉のころの参道。

三千院(梶井門跡)、青蓮院(粟田御所)、妙法院、曼殊院(竹内門跡)、そして毘沙門堂だ。

三千院

青蓮院

妙法院


曼殊院

そして毘沙門堂。

由緒深いお寺で、元は御所の北隣にあった。今の相国寺辺りだ。正式には出雲寺という。

以前あったあたりに流れていた出雲川に因むというが、域内渡来人の出雲氏が原点とも思う。

今でも、下賀茂近くに出雲路橋という鴨川にかかる橋にその名を残す。

山号は、護法山。平等寺、尊重寺、そして護法寺が統合したお寺だからだ。

 

本尊は、天台宗、宗祖最澄が自ら彫った毘沙門天立像だ。完全秘仏である。

石段を上がったら大きな提灯にも毘沙門天。

神仏混淆の名残で、色彩は神社に似ている。

菊の御紋章が格式の高さを現わし、夢の文字は何か上品に見えた。

京都3名水の一つ、閼伽井。今でも水は出ている。折々の儀式に使うのだ。

建物内部は撮影不可だが、多くの襖絵や天井画があった。親切なのは、音声ガイダンス付きだった事、

パンフレットの画面に触れたら、そこから音声で解説してくれる。

円山応挙や宋・日本の水墨画の名作が直に鑑賞できた。逆遠近法などのトリック画は解説があってこそ理解できた。

幸い訪れる人はなく、帰るまで一人で静かに見学出来た。本堂の毘沙門天は秘仏だが、16年前にたった一度だけ公開された。

毘沙門天に因み、創建666年目?の虎の年だったのだ。

わずか数センチの小さな御本尊は、延暦寺根本中堂の本尊「薬師如来」の残材で彫られたらしい。

近くには、お盆の時の六地蔵巡りの一つ「徳林庵」がありその時は、多くの出店で賑わう。

そこには訪れた事がありながら毘沙門堂は今回初訪問だった。

まだまだ未知のお寺は多い。

明日からは、スモン石鹸初場所販売キャンペーンだ。白鳳はどうする?

新商品の「シャンプー松居の泡」の売れ行きは?高嶺の花の行動・発言や如何に??

続く

 


256 アチャコの京都日誌 勧修寺へ行って来た。氷室の池など

2018-01-12 21:43:43 | 日記

本来の京都日誌の主旨に戻る。山科勧修寺に行って来た。

大阪には勧修寺(かんしゅうじ)という寺があるが、かじゅうじと読む。

真言宗山階派の大本山。山号は亀甲山。

醍醐天皇勅願のお寺で、「氷室の池」と「勧修寺型灯籠」が有名だ。しかし今まで行ったことが無かった。

近くには、醍醐寺や隋心院・法界寺など、見どころが多い地域だが、なぜか勧修寺だけ行く機会がなかった。

受付で拝観を申し込む。庭園拝観と書いてある。お寺は見れないの?

ここは、庭だけです。そうか?仕方ない、まず入って見る。

有名な勧修寺型の灯籠とは、これだ。水戸光圀公の寄進であるこの灯籠。

屋根部分が大きく湾曲し、しかも左右のバランスが微妙に違っていてユーモラスな印象だ。

氷室の池。平安の世には1月初旬に、この池の氷を朝廷に献上した。

その氷の厚さで、その年の作物の出来具合を占った。今は、氷すらめったに張らない。

温暖化は間違いない事実だ。

庭園の西には、観音堂がある。最近になっての建築だが、明らかに金閣・銀閣を意識している。

屋根の頂点には、鳳凰がある。美しい瓦の反り具合が格調高い。

この灯籠も珍しい形だ。

国宝の絹の刺繍釈迦如来説法図は、奈良の国立博物館の所蔵になっている。

本尊は、醍醐天皇等身大の千手観音だ。見れないのは残念。

まだまだ行っていない京都のお寺は多い。明日は、毘沙門堂へ、

スモン石鹸の動向も心配だ。