アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

259 アチャコの京都日誌  出雲編  

2018-01-15 15:00:54 | 日記

出雲大社に行って来た。

京都以外の観光地に行くのは久しぶりだ。しかし、神様の代表オオクニヌシノ命にお会いするのは、朝廷の歴史研究には必須だ。

日ノ本を瑞穂の国として豊かに治めた神様が、皇祖天照大神へ「国譲り」した神話に基づき建てられたお社がここだ。

数年前、その基礎になる心柱の後が発見された。オオクニヌシノ命の、国譲りの条件として

「我が住処を、皇孫の住処の様に太く深い柱で、千木が空高くまで届く立派な宮を造っていただければ、そこに隠れておりましょう」

と言ったという、伝承が裏付けられた。

心柱跡と復元されだ古代の本殿模型。

10月には日本中の神がここに集まるので、出雲では、神無月を神有月という。

また、二礼二拍手一礼の作法が、ここでは二礼四拍手一礼が正式作法だ。

そして拝殿の構造が全く違う。御神体のある正面には太い柱があり、礼拝する子屋根は正面を外して作られている。

真正面からは礼拝出来ない違和感を感じる。

また、しめ縄の結び目は、左右反対だ。あたかも俗世間が神域で、拝殿中が続世界のような扱いだ。

法隆寺の正門にその例があり、怨霊封じ込めの為とも言われている。

また、ご神体は南向きではなく西を向いている。

我々は、ご神体に向かって拝むのではなく、横向きに拝んでいるのだ。

あらゆる点で、他の神社と違っているのはなぜか?

 

神楽殿

 

拝殿のしめ縄日の丸が大きく掲げられる。確かに他の神社と趣が全く違う。

スモン石鹸の初場所が無事出来ますようにお願いをして来た。

昨日は、鬼勢の里も勝って一安心だ。