昨日は、高級料理店で少人数で痛飲した。やはり仲間との会話が救われる。
さて、パワハラについて。「大阪弁は損をする。」
パワハラの加害者は意外におとなしい好人物が多い。以前、パワハラの烙印を押された幹部社員の面倒を見たことがある。好人物であった。従順で機転もきき仕事は信頼が出来た。マネージメントの勘所を十分に教えて支店長で送り出した。
ところが、三月もしないうちにパワハラの情報が本社に伝わった。早々調査させたところ、被害者社員は何の不満はなく、むしろ当該支店長に感謝していると言う。至らないのは自分で熱心に指導してくださる支店長を尊敬こそすれ、ハラスメント認識は全くないのだ。
パワハラの通報は、匿名で第三者の人間であった。タレコミということである。パワハラの告発にはよくあることで、周辺が見るに堪えれない場合が多い。しかし、これほど被害者と告発者のギャップが大っきいのは珍しい。一体何があったのか。
当該支店長と被害者社員の共通点は二人とも大阪出身者であることだ。支店は東京の世田谷区にある高級住宅地をターゲットにする支店で、社員も東京出身者である。そこでピンときた。大阪弁の特性だ。アホ・バカ論争にあるように地域性の違いだ。
「アホ、ボケ、カス。」「アホンダラ、ええ加減にせい。」「チャンとやらんかい。おんどれ。」など、関東人には刺激的な言葉が出ていたらしい。調査した人事担当者も関東人であり、立派なパワハラと認定?された。大阪河内方面出身の筆者は複雑な思いでその決定を受け入れた。
以上のように、大阪弁は誤解を受ける可能性が高い。叱るときは京都弁にかぎる。「いけず、あかんやおへんか。」「しっかり、気張りや。」・・・・・・。部下は働きまへん。(泣)
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