カタツムリとタツノオトシゴの切なさ

2008-10-19 22:58:04 | Weblog
「未来」の割り付けのため東中野へ。
久しぶりに妙蓮寺まで歩いてみる。先日、某学園のI泉さんから「妙蓮寺のOKスーパーには行かれますか?」と聞かれた。彼は妙蓮寺に住んでいて、よくこのスーパーを利用しているのだという。OKスーパーといえばs木さんのご主人も贔屓だという話を彼女のブログで読んだばかりだったので、何か男性の購買意欲をそそるスーパーなのかと興味が湧く。一度のぞいてみたいものだが、きょうも帰りの時間にはもう閉まってしまっているのだった。

順調に割り付けは終了し、o崎のお誕生会でもしようと思っていたのにo崎は別件があったらしく、残されたh嘉さんとk原さんと三人で新しくできた「魚民」へ。つれづれなる話いろいろ。

カタツムリには右巻きと左巻きがいるらしいのだが、右巻きのカタツムリと左巻きのカタツムリでは交尾ができないのだそうだ。人間でたとえれば右利きの人間と左利きの人間は結ばれないということか。左利きフェチのわたしとしては耐えられない話だ。
そんな話をわたしがしたら、k原さんがタツノオトシゴの切ない話をしてくれた。タツノオトシゴの雄と雌は、遠く離れた場所から徐々に近づいてきて一瞬肩と肩が触れ合ってすれ違った後、しばらく行ってお互いに振り返る事によって初めて恋の成就となるらしい。自分が「いいな」と思って振り返っても、相手がそのまま過ぎてしまったらそれでおしまい。来世、わたしがタツノオトシゴだったら、とりあえず振り返ってみようと心に誓う。

9時前に解散。
帰りの東横線で読んでいた本が面白く、読みながらにやにやしてしまう(別に笑えるような本ではないのだが)。これで今月の時評を書けないものかと、思いを巡らせて帰宅。

医療ドラマ

2008-10-19 01:19:23 | TV
ドラマの話ばかりですみませんねえ~。
それにしても医療ドラマはどうしてこんなに多いのだろう。
現実でもこんなに名医ばっかりだったらいいのに、って思いたいから?

というわけで「風のガーデン」。実はこれ、諸般の事情で初回を見逃している。なのでイマイチ人間関係とか理解できていないのだけれど、それにしても中井貴一は正しくおじさんになった。そして緒形拳はいちじるしくおじいさんになった。みんながみんな膵臓癌で辛過ぎる。ほたるが犬の名前で復活(死んじゃったけど)。

「チーム・バチスタの栄光」は「医龍」に負けていると思う……。バチスタ手術はあのドラマで知っちゃったからなあ。麻酔医は阿部サダヲだよ、やっぱり。

「小児救命」もなあ、そりゃ小西真奈美みたいな小児科医がいたらいいとは思うけど。塚本くんが地味になっていてびっくり。


まあだいたい一通りドラマチェック終了(「スキャンダル」は明日からか)。「流星の絆」が好きすぎるので、これと「ブラッディ・マンデイ」があるだけで三カ月過ごしていけそうですわ。

そういえば、今期アニメでは「ヒャッコ」と「今日の5の2」が意外に当たりです。「みなみけ」テイストのアニメがなぜか好き。なぜなんだろう……。理由を考えると眠れなくなりそうなのでやめときます。


きょうは締切を一日過ぎた原稿を仕上げてメールで送信。
k木さんからの手紙に石原裕次郎の切手が貼ってあってなごむ。
猫が膝の上で寝てくれる季節になった。

こむらがえる

2008-10-17 23:27:32 | Weblog
昨日の朝、起き抜けに「うう~ん」と伸びをしたら、右足のふくらはぎに激痛。
いわゆるこむらがえりというやつですね。あまりの痛さにしばらく息もできず……。
なんかもう、悲しい。まだ、痛みが残っています。

と思っていたら、きょう届いた岡井さんの歌集『ネフスキイ』にこむらがえりの歌があった。

久々にこむらがへりをおこしたり痛みを超えてねむるあけぼの

おんなじ、おんなじ♪


だらだらと原稿のための歌集選び(発掘)や来週末の批評会のため『花柄』を読み直したりしている日々。あとは録画されているドラマとか見ています。「ブラッディ・マンデイ」、面白いね~、これ。ちょっとした映画みたいでした。それにしても春馬くんはきれいに成長したなあ。背が高過ぎていまいちタイプではありませんが(余計なお世話)、NHKの朝ドラのときに比べると格段のイケメン成長ぶりだ。そしてもちろん健くんにもがんばってほしいものです。

「オーマイガール」は子役の女の子がかわいいけど、内容的にはどうでもいいような。もこみちはあいかわらず演技下手ね~。ロボット役でちょうどよかったよ。
「ギラギラ」はホスト役の五十嵐くんと三浦翔平くんに注目ですが、これも内容はどうでもいいですね。
「セレブと貧乏太郎」も、どこかで見たようなドラマだな。おまけに上地は「スクラップ・ティチャー」と掛け持ちですか? ドラマとしては「スクラップ~」のほうが馬鹿馬鹿しさの上で勝ってます。
あ、「OLにっぽん」はけっこう好きかも。まだ2話を見ていませんが。

そしてそして、きょうは何より楽しみにしていた「流星の絆」。
ああ、クドカン、やってくれるなー。原作好きなひとにはトンデモなことと思いますが、すごく面白いですの。劇中劇仕立ての部分とか要潤のシーンとか、「木更津~」を彷彿とした。このシリアスドラマをどこまでクドカン・テイストに染めるのか、今後の展開に注目です。

そういえば、ゆうべ「カノッサの屈辱」の特別編みたいなの見たですよ。この番組かなり好きだったけど、今見るとなんだかなあ~になってしまうのね。タイヤってテーマにも無理があったのか。フジは最近懐古主義ですね。

予選会

2008-10-15 23:04:39 | Weblog
きょうも早起きして、NHK学園の全国大会の予選会へ。
昨日きょうと二日続けて6時起き。この頃のわたしにとってはものすごいことだ。

囚人のように缶詰になってひたすら選歌。疲れた~。今年は史上最高の応募数だったらしい。北島選手の歌が多かった。いまだに「千の風」の歌もあった。あと後期高齢者の歌ね。

軽く懇親会のようなものがあって、それが終わったあとT塚さんに連れられて近くの東方見聞録へ。いろいろと貴重な話を聞く。T金さんが面白かった。i田さんも面白かった。トイレが遠くて帰ってこれなくなりそうになる。
あまりの寝不足に、食欲がない。でも、酒は飲む。
9時過ぎに解散。東横線で眠って帰る。

長い5日間だった。
明日からはまた平穏な日々。
原稿を書かなくては。ビデオが溜まっている……。

傘に負ける

2008-10-14 23:52:37 | Weblog
このところ、傘を持って出かけて一度もささないまま持って帰る、という「負け」が続いたので、きょうは傘を持たないで出かけた。天気予報では夕方から雨って言ってたし。
しかし、案の定、昼前から雨。菊名で525円の傘を買うはめに……。負け過ぎだ。

そんなわけできょうは早起きをして新中野へ。コープとうきょうの「短歌入門」講座も3年目に入った。石の上にも3年である。いや、石の上にはいなかったけど。
終わって生徒さんたちとのランチも恒例になった。先月も行った店でオムライスを食べる。デザートのケーキ(チョコレートバナナ)がやや重いなあと思ったがつい食べ切ってしまい、この時間になってもなんとなくこなれない感じ。胃腸が弱っているのかもしれない。


明日を乗り切りたいと思います。

疲労感

2008-10-13 22:55:06 | Weblog
昼から出かけて、目白の塩ノ屋にて「未来賞」の選考会。
今年はたいした紛糾もなく順調に決まる。受賞の一報をすると、ちょうど婚約者と指輪を買いに行っているところだということで、そんなにめでたいことが重なってしまってはかえってよくないのではないかと、K藤さんと憎まれ口を叩き合う。まあでも、よかったね、という感じでありました。

そのあとそのまま発行所へ移動して、未来の編集会。O井さんが疲労のため参加されず、懸案事項や検討事項の決定ができず。編集委員内の意見もいろいろ分かれ、徒労感の多い会議だった。でも、きょうはK瀬さんやE田さんが来てくれて、これからの「未来」は少しずつ変わっていくんでしょうね。男子率が高いのはいいことだ。

編集会終わって、先月割り付けのあとに行った「猿工房」という店でみんなで軽く飲む。
S伯さんから閉経前後の注意事項を聞く(笑)。
そのあとO島さんたちはもう一件行ったようだったが、さすがに明日以降のことが気になるのでわたしはそのまま帰宅。どっと疲れた。眠い~。

人生二度目の宝塚

2008-10-12 23:14:06 | event
さすがにけさはゆっくり起きる。
洗濯など済ませて、午後から有楽町へ。
I井さんのお伴で宝塚・雪組の公演を観に。演目はショーが「ソロモンの指輪」、ミュージカルが「マリポーサの花」。雪組といえばトップの水夏希。男役にイケメン揃いで有名(自分内評価)と楽しみにしていたのだが、どうも今回の演目はいまいちだったようだ。特に「ソロモンの指輪」は全くなにがなんだかわからなくて、それはわたしがいろいろわかっていないせいかと思っていたのだけれど、I井さんもあきれていたから相当にひどかったのだろう。「マリポーサの花」もミュージカルなのに25分も歌が無いシーンがあったり、肝心のマリポーサの花に関するエピソードが全く出てこないなど、お粗末な演出。とはいえ、ネロとエスコバルの別れのシーンではぼろぼろ泣いてしまうわたし。
それにしても、やはりフィナーレは圧巻。前から4列目という席だったので、首が疲れました。
前に観たときも、トップのひとより三番手くらいのひとがお気に入りとなったのだったが、今回も三番手の音月桂さんが素敵だったー。水夏希さんは、姿がとても美しいと思った。男らしいの~。でも、ヅカファンってお行儀いいのね。きゃーきゃー言わないし、役者さんが手を振っていても拍手しているひとがほとんど。手ぐらい振り返してもいいんじゃないかと思ったけどね。
そうそう、マツケンサンバの真島さんが来てました。テレビで見るよりがたいのいい人だった。

終わって銀座の「大志満」で懐石料理をごちそうになる。銀杏豆腐、秋茄子のこのわたとろろ、加賀蓮根のふかし(吸い物)、戻り鰹と鯛とひらまさのお造り、治部椀、まなかつおの二身焼、鯖とさらしくじらの酢の物、さつまいもご飯、デザートに白玉ぜんざい……と、どれも上品な味で量は少しなのに食べ終わったらものすごく満腹だった。日本酒のデキャンタに氷と一緒に竜胆の花が入っていたのがかわいくて写真を撮った。

1号室は店の奥

2008-10-11 22:34:34 | Weblog
『萬葉集』を読む会のため、昼前に家を出て新宿へ。
この会はルノアールの会議室を使っているのだが、予約の時点でいろいろな場所に変わったりきょうは開始時間まで変わってしまったりするので油断ならない。しかも、新宿3丁目ビッグスビル店は店に入った手前と奥とに会議室が分かれている。遅れてきたn瀬さんは間違って3号室のドアを開けてしまい、おじさんばかりでびっくりしたと言っていた。次回からは1号室のときは「店の奥」と案内文を追加しておこう。

『萬葉集』は三巻も終わりに近づきつつあるのだが、きょうの該当部は挽歌が多く、なんだか似たような歌を前にも見たわね~みたいな感じでいまひとつ盛り上がりに欠けた。作者名も「なんとか麻呂」とか「なんとか持」(大伴家ね)が続くと、頭のなかのインデックスが混乱する。個別の作者を把握し、全体像が見えてくるのはいつのことだろう。
それにしても、みんなとても熱心にいくつかの文献を交差させて予習をしてきてくれるのには頭が下がる。もはや集英社文庫の伊藤博訳は笑いのネタになりつつあったり。

終わってきょうはどこへも寄らずに帰る。鶴見のカミンという駅ビルでちょっと買い物しようと思ったら閉館になっていたので驚いた。ついこの間まであったはずなのに……。大した駅ビルではないけれど、そこそこ利用していたのでちょっとがっかり。何か別のショッピングビルにでもなるのかなあ~。

きょうから(珍しく)5日ほど連チャンでお出かけモード。毎日会社に行っていたことを思えばどうってないことではあるけれど、毎日出かける場所は違うし火曜水曜は朝も早いので今から緊張している(笑)。なんとか乗り越えよう。

横浜観光と新橋飲み

2008-10-10 21:31:52 | Weblog
昨日は昼から横浜関内へ。
懐かしい日本大通。なんだかすっかり様子が変わって、おしゃれなカフェ通りみたいになっている。
某カルチャー時代の後輩だったm輪と会う。久しぶりついでに懐かしい店・老舗の洋食店「ホフブロウ」でランチ。やはりスパピザ(ミートソーススパゲッティの上にチーズを乗せてオーブンで焼いてあるもの)を食べる。昔と同じ味だったかどうかは、記憶があまりに昔過ぎて思い出せず。名物のひとつだった愛想の無い婆さんはすでにおらず(当たり前だ。まだ生きていたらそっちのほうが怖い)、でも、雰囲気はやはり独特で、客も外人が多いのだった。

食後の散歩がてら山下公園まで歩き、そのまま元町へ。まるで横浜観光のような道のり。元町で小物を買ったりし、喫茶店でランチと変わらない値段のコーヒーを飲みながらあたりが暗くなるまで話し込む。m輪とは数年ぶりの再会だったから、話は昨日の続きのようではあるものの尽きないのだった。

そのあとわたしは一路新橋へ。
例の酒豪女子チームとの飲み会。まずk谷さんと待ち合わせて店を決め、他のひとたちの到着を待つ。ほどなくiさんが来てワインを飲み始め、10時ちかくに全員が揃い、「もうデキャンタはありません」「白ワインはこれで最後です」と、いつもどこかで言われているような状態に。その店はラストオーダーが遅く、気がついたら終電はとっくにない時間だった。仕方ないのでタクシーに分乗して帰ろうとしたものの、k谷さんとh田さんを見送ったあとiさんがどうしてもカラオケに行きたいとごねてカラオケへ。しかしiさんはすぐに没してしまい、仕方ないのでI谷さんと二人でアニソン歌い倒して、もう帰ろうというところでiさん復活。竹内まりやを歌い続け、今度はI谷さんが沈没。何をやっているんだわたしたちは……。
明るくなりかけた頃、朦朧として帰宅。

というわけで、いつものように二日酔いで~す。
明日から怒濤の三日間。世の中は三連休なのに、わたしは多忙。

写真は「ホフブロウ」のスパピザ。けっこうボリュームありました。

傘運がない

2008-10-09 00:40:22 | Weblog
けさ、「未来」の新年会(!)の夢を見ていた。リアルにものすごく追いつめられてた。その原因はとてもよくわかるのであった。

午前中は添削仕事を、午後は宿題短歌を手直しして、少し早目に出かける。
夢の原因を解決するため「未来」の発行所へ寄る。
そのあと明治学院へ。
きょうはY田さんが特別参加。途中で帰られてしまったが、ぎりぎり自分の作品にコメントをいただけたのはありがたかった。「坂」のモチーフに言及してもらえたのはうれしいことだった。もう、坂よね、日々。
それぞれ面白い「夏の思い出」を堪能し、久しぶりの「スカラムッシュ」へ。いつものようにいろいろ食べて、ワインを飲んで解散。

最近、傘運のないわたしは、きょうも傘を持って出かけて一回もささずに帰宅。屈辱だ。

関係ないけど、緒形拳が亡くなったことが悲しくてたまらない。特に好きだった俳優というわけでもないのだけれど、ニュースでなにかしらコメントを聞くたびに涙がぼろぼろ出てしまう。美しい死に方だったと思う。

日経新聞の岡井さんの「私の履歴書」が話題だ。読みたい。会社に行っていれば日経新聞なんて毎日読めるのにと、悲しい。この名物連載は、依頼されたひとの二人にひとりが掲載前に亡くなってしまうというジンクスがあるのだとか。生き残れてよかった。
きょうK瀬くんが1回分をファクスしてくれた。ありがたい。続きもよろしくね。