『ブーリン家の姉妹』

2008-10-29 23:09:04 | cinema
邦画が続いていたのでたまには洋画をと『ブーリン家の姉妹』を観るため川崎TOHOシネマズへ。

ヘンリー8世(Wikiから拝借してきた写真参照)が、愛人を正妻にするためにカトリックから離脱してイギリス国教会を作っちゃったトンデモな王様で、しかも絶倫なひとだったということは有名な話。この映画は、そうやって愛人から正妻になってしまったアンと、歴史上にはあまり出てこないけど実はアンよりも前に王の愛人だった妹・メアリーの物語。
なんというか、時代や家や男に翻弄されて生きた姉妹の、壮絶な話で、けっこうはらはらどきどきな展開です。姉・アンは知的で美貌の持ち主なんだけど、はじめ王は控えめで女性的なメアリーのほうを好きになってしまうのね(しかもメアリーは当時人妻)。でもっていろいろどんでん返しがあって、最終的にはメアリーの強さが強調されるような結末。
馬がね、すごいです。あと、ヘンリー8世の肩幅がすごいです。あ、姉妹のお母さんが一番すごいです。
なかなかいい映画を観たですよ。

そのあと、とある買い物のため川崎を徘徊。疲れた……。
書きあぐねている原稿のために資料を持ち歩いていたのだけれど、喫茶店に入る時間もなく帰宅。

録画しておいた「スクラップ・ティーチャーズ」の3話が、野球中継の延長のせいで尻切れとんぼになっていた。うちのレコーダ―ちゃんは野球があると自動的に30分は延長してくれるんだけど、その日はCSでの巨人優勝が決まった試合だったから40分も延長していたらしい。むう~、巨人め。