Rebel without a Cause

2005-04-11 23:47:32 | Weblog
きょうはさすがに短歌なこともやらなくてはと、「未来」を読んで付箋つける。
N作業は順調。リスト作りは終盤に入ったものの、この後におよんで細かいミスを発見。
ひとりでやっている限界はあるのかも。

夕方、雨のなかを外出。
グローブ座へ二宮くん主演の芝居「理由なき反抗」を見にゆく(withまりちゃん)。
ジェームス・ディーン主演のあまりにも有名な映画「理由なき反抗」を、あの堤幸彦監督が演出する舞台というので、主演の二宮くんがそりゃ一番のお目当てだけどそれなりに期待したり不安に思ったりして見にいったのでした。

席が前から三番目と激よかったので、二宮くんの目がうるむところまでしっかり見えました。
つられてうるうる。

見終わった感想としては、堤さんというのはやっぱり映像のひとなのだなあということ。サービス精神があるのね。お芝居って、どこかで観客をほったらかしにする部分があると思うのだけど、堤さんは全方向に気をつかっている気がしました。テレビに慣れているわれわれ的には許容範囲だけど、これは賛否別れるだろうなあ。
二宮さんの演技はすばらしかったですが、唯一ケチをつけるとしたら体型ですかねえ。ジェームス・ディーンってそんなに大きいひとじゃなかったかもしれないけど、やっぱりイメージ的に少し違う気がした。ってジェームス・ディーンに似ている必要はないのだけど、なんといいますか不良体型ってあるじゃないですか。そういう意味では次に「エデンの東」をやる松本潤のほうがイメージ的には近いかもしれない。
でもいいの、かわいかったから。

例によって家に帰ってからちょっと調べていたのですが、「理由なき反抗」って実は同性愛の映画だったのね。どひゃん。
小道具の使い方が面白いなあと思っていたのだけど、美術は朝倉摂でした(お金がかけられないからって、ずいぶん失礼なことを言ってましたね>まりちゃん)。
そして原作はあのレイ刑事だったのよ>同じくまりちゃん。


内容的にはかなり現代に通ずるものがあったので、ぜひ映画のほうも見直してみたいものです。