出たとこ勝負大阪漫遊記(3月26日)

2006-03-26 23:09:28 | Weblog
朝7時前に家を出て羽田へ。
出発が、離陸場所の混雑とかで(そんなことってあるのね)大幅に遅れて、伊丹空港に着いたのが10時半過ぎ。ホテルまでの直通バスがあると聞いていたので、なんの心配もしていなかったのだけれど、聞いたら「そんなものはありません」と言われてしまう。がびーん。仕方なく「梅田行き」のバスに乗る。降ろされた場所は「丸ビル前」。ふーん、大阪にも「丸ビル」があるのか……。って、どこだよ、ここ。しばし途方に暮れ、大阪駅がかろうじて見えたので駅まで歩く。タクシーに乗ってホテルまで。
まだチェックインできないと言われ、荷物だけ預けて、タクシーで心斎橋の「北極星」へ。ここは高校時代の吹奏楽部の先輩が働いているお店なので、大阪に来るんだったら是非食べにいらっしゃいと言われて無理矢理今回の予定に組み込んだのだった。店には余裕でたどりつけて、海老オムライス(最近海老が食べられるようになったのでうれしいのと、隣の客が「海老オムライス」と言っていた声が聞こえたのでつい、つられてしまった)と生ビール(小)を注文。先輩から「昼間からビールですか?」と笑われてしまう。しかも朗読の前なのに! ていうか、のどが乾いていたのだ。
噂には聞いていたけれど、オムライスの店なのに料亭みたいな店づくりで、畳の部屋で座布団に座って食べるオムライス。最近流行のとろとろオムレツが上に乗っているタイプではなく、オーソドックスな薄焼きたまごに包まれているタイプ。でも、たまごが薄いのにとろとろで、かかっているソースも絶品で、付け合わせの生姜(いわゆるガリ)も絶妙で、たしかにとてもおいしゅうございました。往復タクシーでずいぶん高いオムライスになってしまったけれど、先輩にごちそうになってしまいサービス券(スタンプを10個集めるというもの/一年間有効)までいただいて、梅田までのタクシーの拾い方&ていねいな地図までいただいて店を出る(本当にお世話になりました>コナツのパパさま)。

朗読会の行われる新サンケイビルにもきちんとたどりつけて、ごあいさつしたり打ち合わせしたりリハしたりしているうちに開場。
あんまり人が来ないんじゃないかと心配したけれど、40~50人という、朗読会としてはいい感じの人数。それぞれの個性がよく出ていてバランスもよく、とてもいい朗読会だった。個人的には今橋愛さんの朗読がよかった。吉野亜矢さんの読んだ『伊太利亜』もよかったし、資延英樹さんの少年モーツァルトもよかったし、西之原一貴さんの漢詩と万葉集も新鮮だったし、河野美砂子さんの朗読も迫力があったし、唯一の詩人・荒木時彦さんも渋かったし、魚村晋太郎さんのカルビちゃんもよかった。
わたしはオクタビオ・パスの詩を三編と自作はアウェイなのであえて東京を舞台とした新作「六本木から電車が違ふ」(30首)を読んだ。

終わって懇親会。聴衆からの参加がうちの義兄と京大短歌会の光森くんだけというのが少し寂しかったけれど、いろいろ盛り上がる。
そのあともう一件飲みに行って、京都方面のひとが多かったので12時過ぎにお開き。

西之原くんと光森くんにホテルまで送ってもらい、彼らはダッシュで終電へ。


懇親会の前にホテルのチェックインに車で送ってもらった資延さん、いろいろ心づくしのもてなしをしてくれた横井さん、本当にお世話になりました。
またゆっくり大阪を案内してくださいね。


ということで、ホテルで電気つけたまま泥眠。

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2 コメント

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きゃっ (えんじゅ)
2006-03-28 17:05:03
パパさん、こちらこそ、本当にありがとうございました。

ポイントカードを使えるように祈っていてください。



こちらのブログは基本的にはmixiと同じです。

バックアップ用にしているので(どっちがバックアップなのかは自分にも分からない)。

でも、ず~~~~~っと飲んでいるのはたしかに事実です(^^;
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ありがとうございました! (コナツのパパ)
2006-03-28 16:22:36
ども!先輩です(;^_^A

忙しいのにわざわざタクまで使ってきていただいてありがとうございました。

あの日はとても忙しくもうちょっとお話できるとよかったのにと少し恨めしくもあります。まあ、ポイントカードもあるこっちゃし、またきていただけることを楽しみにしております!!



こちらのブログは初めて拝見しましたが、ず~~~~~っと飲んでおられるのね( ̄m ̄〃)
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