『私は貝になりたい』

2008-12-03 21:59:37 | Weblog
歯医者のあと、久しぶりの映画へ。
せっかく歯医者が新橋なので銀座あたりで見ようかとも思ったのだけれど、見たい映画と時間があわなくて、なんとなくふらふらと川崎チネチッタで『私は貝になりたい』を見てしまう。

ええ、特に見たかったわけではないんです。
特に期待もしていなかったけど、そのわりにはあまり悪い評判も聞かないなあ、という程度の興味だったんですけどね~。

いやあ、中居くん、ダイエットがんばったらしいけど、そもそも戦中顔じゃないですねー。ついでに言うなら仲間由紀恵も。二人ともきれい過ぎて、悲壮感が全く出ないの。息子のことを「けんぼう」って呼んでる時点ですでに「なんか違ーう」って思っちゃうし。
『硫黄島~』の二宮くんのほうが全然よかった(と思うのはわたしが二宮くんファンだからではないと思います)。
ましてや旧作のフランキー堺と比べる必要はないと思うものの、普通の床屋さんの役なんだから草なぎくん(この映画にも出てきます。しかもなかなかいい役で)のほうがむしろ適役だったんじゃ? なんなら荒川良々でもよかったんじゃないかと。

とにかく、映画に入り込めないままクライマックスって感じ。たしかに深刻であまりに残酷な話なんだけど、あっちからもこっちからもやってくる違和感のほうが先に立ってしまって。
中居くんが「よさこい」を歌うシーンは見ているほうが緊張してしまうし(笑)。

「や~ん、大泣きしちゃうかも~」って始まる前に心配していた後ろの席のOLさんたちも、さして泣いている気配なく……。ラストのミスチルの歌もなんだかなー、でしたよ。

いくら1000円だからといっても、見る映画はきちんと検討しようと思ったことでした。

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