半快祝い

万葉集を読む会のため、昼から出かける。
ずっと家こもりだったから、季節が春になっているのに気付かなかった。ロングコートで汗ばむ陽気。でも、手すりは冷たいから手袋は欠かせないし、ああ、冬のわたし。

乗り換えに時間がかかったりで、予定よりもちょっと遅刻。
きょうは6人の参加。割り当ての歌数が少なかったか、早めに終わってしまった。
今回、自分も担当の歌を調べて思ったのだけれど、万葉集の歌って調べれば調べるほど面白い。でも、自分の持っている知識やら持っている資料には限界があるので、ちょっとでも疑問に思ったときにそれが解決するまでには至らないのだなあ。というか、たぶん多くの学者でさえ解決していない問題のほうが多いと思うので、どのあたりであきらめるかというのが問題なのか？　あまり細かいところで滞っていても仕方がないので、この会としては基本的には大らかにいきたい。

終わったあと、n瀬さんとo越さんと近くのカフェでお茶（わたしとo越さんはビール）。そのあとo越さんと「呑酒家」でしっぽり飲んでいたところにM井夫妻が合流。わたしの半快祝いということで、本格的な飲みに突入。近所にいるちょっと変なひとの話で盛り上がる。o越さんの目撃したリアル多重人格のひととかね。あと、恋愛の絶頂のときに相手が死んでしまうのが一番しあわせだ、みたいなことをわたしが言った（らしい）ことについて。この話、けっこう引きずっているなあ。そんなに変ですか？
1000円割引券を使って11時過ぎに解散。

松葉杖なしで初めての外出だったけど、まあ、なんとかゆっくりなら歩ける。階段は上りよりも下りが怖い。松葉杖がないと見かけは普通のひとだから「骨折リハビリ中」のマークとかあったらいいのになあ、なんて思いながら、ぴょこたんぴょこたん歩いてました。

新月のきょうは願い事を紙に書くとかなうのだそうで、「骨折が順調に治りますように」と書いてみた。魚座が足を担当しているという話は、なんだか人魚姫の話を思わせて切ないね。にしきみえりこの誕生日だった。おめでとう。