二日酔いで『SAYURI』

2005-12-14 21:01:11 | books
昨日は会社の部の忘年会でした。
一次会は韓国料理屋で、焼き肉とかではなく、サムゲタンとか出てくるヘルシーなお店。
女の子チームの席で、コップに1センチくらいのビールで乾杯するような(笑)。
でも、パワフルo山さんのおかげで大爆笑の連続。面白そうなひとだとは思っていたけれど、なかなかの強者でした。
二次会は偉いひとに挟まれて。いろいろと見かけによらない話など。
三次会は結婚線拝見コーナーになってしまい(笑)、わたしは手相は見られないっていうのに、結婚線だけ延々と見させてもらう。ふーん、とか、へ~とか。

タク帰り。三時過ぎてた。


惨い二日酔い、ではあるけれど、水曜日なので映画にゆく。
いろいろ迷ったけど『SAYURI』を見ることに。
わたしは溝口健二の『祇園姉妹』という映画がとても好きなので、そんな感じだといいなあと漠然と思っていたのだけど、なんといったらいいのでしょう、日本人がいっぱい出ていて舞台も日本なのだけど、やっぱり日本映画じゃないです。
でも、予想以上にすごくよかった。
主人公さゆりを演じるチャン・ツィイーはいいんだけど、これは日本人でやってほしかったなあ。少し着物の着方とか、やっぱり変だなあと思ってしまった。体型の問題なのでしょうかね。
置屋のおかみさん役の桃井かおりやパンプキン役の工藤夕貴がめちゃくちゃいい。この二人がすごくいいので、さゆりも日本人だったらなあと思ってしまうのだった。初桃役のコン・リーと、豆葉役のミシェル・ヨーもよかった。この四人が迫力満点で囲んでいるので、さゆりの魅力も際立つという感じ。渡辺謙はおいしい役だね。ふはは。
ラストはハッピー・エンドなんだけど、ハンカチ捨てるシーンで終わってもよかったかなあ。
またまた二時間を超える映画ですが、全然退屈しなかったです。ええ、二日酔いだったのにもかかわらず!

しかしレディスディの映画館は何回行ってもいらつくことが多い。
MだかNだかの席を探すのにHくらいから大声で確認しているおばさんの集団とか(MかNかでもしばらくもめていた)、エンドロール中に目の前を堂々とよぎっていくおばさんとか(せめてしゃがめ)。

帰りのバスが道路工事のせいで渋滞。バス停3つまでに30分以上かかってしまう。
そうだわたしは二日酔いだったのだと急に思い出し、気分最悪な状態で帰宅。死にそ。