『三十、宴は終わった』

2005-12-11 17:49:06 | books
数日前の朝日新聞でも紹介されていたのだけど、韓国で空前のベストセラー詩集となったいうチェ・ヨンミの詩集『三十、宴は終わった』を偶然入手した。

しかしこのタイトルありなのか? 三十、ってのは宴会が三十回ではなくて、もちろん年齢が三十歳ってことよね。ミモフタモ無いタイトルだなあと思ってなかを読んでみると、「詩と大便」なんてタイトルの詩があって、まあ、翻訳の問題があるとはいえ、そしてたしかに詩を書くことは排泄という行為に似ているとは思うものの、やっぱりなんとかならなかったのかと思ってしまう。というか、このチェ・ヨンミという詩人は、あっけらかんと恋愛や性を歌うことでこれだけ人気詩人となったらしいから、これもまた戦略のひとつであるのかしら。
「Personal Computer」という詩では、パソコンを恋人のように見立て、最後に「ああ、コンピュータとセックスができさえすれば!」と結ぶ。

うーむ。

あ、でも、基本的にはかなり面白いですよ。そういう際どいものを抜きにしても、大衆受けしたのがうなずける詩集です。


きょうは朝8時前に起きて、「仮面ライダー」見たあとはまじめに添削のお仕事。
午後はまたしても荒れ放題だった家の掃除などして、書きあぐねていた原稿を全体的に書き改め、さらに書きあぐねてしまって頓挫。「未来」の歌稿を岡井さんに送る。
久しぶりに一日家にいたが、陽がささないので、とにかく寒い。この冬初めてエアコンを入れる。とはいえ、室温は20度だったから、そんなには寒くない我が家。

そういえば昨日はトヨザキ社長の講座の忘年会だったのだった。ライブのあとに行けたら行こうと思っていたのだけれど、さすがに徹夜の覚悟がつかなくて失礼してしまった(いえ、別に徹夜する必要はないのですけど)。いろんなひとが来ていたみたいで、やっぱり顔出せばよかったかなあと思ってみたり。でも、きょうわりと平穏にやるべきことができたのは、昨日(終電とはいえ)ちゃんと帰ってきたからだ、と自らをなぐさめる。
今週あと二日会社に行けば、少し自由になります。
いろいろとどこおっているもろもろを、きちんとしなくちゃ。