斉藤斎藤の渡辺なわたし

2005-03-27 23:59:39 | Weblog
調子があまりよくないが、斉藤斎藤さんの歌集『渡辺のわたし』の批評会に出席するべく息子と昼前に出かける。池袋に着いてお昼ご飯。茹ですぎなスパゲティを食べてから会場へ。
すごい人数だという噂は聞いていたが、大会議室に補助椅子が出る盛況ぶり。若者ばかりというわけでもなく、老若男女な感じが非常に頼もしい。
岡井隆、小池光、穂村弘の三巨頭を揃えての鼎談は面白くないはずがないのだけど、斉藤さんのすごさみたいなものを本当につかみきれてはいなかったのではないかしら。それは会場にいるほとんどの人も同じことで、この歌集の面白さよさがわかられるためにはもう少し時間がかかるような気がした。それにしても全否定のひとがいなかったのはなんなんでしょうね。みんな物わかりよくなっちゃって。
さすがにこのメンツでは発言の場はないと油断していたら指名されてやや動揺。連作と朗読の関係や温度差のことを話したが、いつかこの歌集についてはきちんと書いてみたい。いつか、ね。

終わったあと息子、岡井さんにご挨拶。「宮崎はいいところだけど寂しいところだよ」と言われる。

懇親会もすごい人数で、少しでも席を離れると座るところがなくなる椅子取りゲーム状態。
斉藤さんのネクタイはダイソー製100円であることが判明。世界一バラの花束が似合わない男。

そのあと二次会に行こうと店を探す。途中で小池さんたちとはぐれてしまい、斉藤さんたちと合流して「天狗」へ。そこに外塚さんたちが合流。盛り上がったところで数名で新宿二丁目の「(略して)Sad Bar」へ。二時過ぎまで。ラーメン食べて帰る。唯一替え玉をしたひとの名前は伏せておく。