サクラサク

2005-03-07 16:56:39 | Weblog
合格発表の日である。
朝からお互いに口に出しては言わないが、落ち着かない。
10時を少し過ぎたころ、息子が「おじいちゃんから電話ないなあ」と言う。
発表は宮崎の祖父に見に行ってもらう約束になっていた。インターネットでも見られるのだが、そっちはお昼くらいからということ。
「番号がなくて学校に殴り込みに行ってるかもよ、おじいちゃん」
「え? てことは不合格?」
などと不吉な会話をしていると電話があった。


無事に合格しました。

「学校行ってくる」と立ち上がる息子に、まずは担任に電話で報告しなさい、浜松のおばあちゃんにも電話しなさいと落ち着かせる。

よかったです。
合否は五分五分かなあと思っていたので、ほっとしました。
でも、落ちてもいいかなあと100分の8くらい思っていたのもたしかです。
別に息子と離れるのが寂しいからではないです。
息子は落ちたら浪人はしないで就職すると言っていたのですが、やりたいことが決まっている息子にとっては、大学へ行くことと花屋なり植木屋なりにそのまま就職することのどちらが遠回りでどちらが近道なのかわからなかったりしますしね。

まあでも、それなりにがんばってはいたのだから、報われて何よりでした。
努力が結果につながるという経験はいいものです。

「何かおいしいものでも食べに行こうか?」と言ったら「家でいい」と言われてしまったので、奮発して刺身(いつもより高級めな)とワインを買ってきました。

いろいろご心配いただいたみなさまありがとうございました。