暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

生菜包牛肉松、レタスの牛肉包み

2016-05-16 12:30:34 | 料理
昨夜の料理は、生菜包牛肉松、レタスの牛肉包みです。

この料理は神戸別館牡丹園のスペシャリテとして有名だったもので、私も昔神戸に住んでいた時別館牡丹園に出かける時は、必ず食べていたものです。
私の持っている本には、残念ながら別館牡丹園ではなく同じ神戸の名店群愛飯店のものですが、そのレシピが載っていますので、
この料理を作るときにはいつもそれを参考にしています。

この料理の美味しさは、
シャキシャキした生レタス、パリッと揚げてもみ砕いたビーフン、そしてオイスターソース味で炒めたひき肉と玉ねぎセロリータケノコ等野菜の、
それぞれ違った味と食感の組み合わせの妙にある、とでも言えましょうか。
生レタスにくるんで頬張った時の、食材の触感と味の食感がそれぞれ力強く主張し合うハーモニーがなんとも言えません。
このような食感の組み合わせは、和食でも洋食でも経験したことがないような気がするのですが、中華だからこそ味わえるものかもしれません。

昨夜のもう一品は、アサリの中華風炒め。
上記ひき肉と野菜を炒めた後、その旨みがこびり付いた鍋を利用して炒めました。
後は酒を注いで蒸し煮にしただけです。
こそげ取った旨みが生き、大変美味しアサリ炒め蒸しになりました。








手づめ最中

2016-05-11 11:28:20 | スウィーツ
先日草餅用に作ったあんこうが残り、ぜんざいで食べたりしていましたが、他に何か使えないかと思っているうち、
最中の皮作りが専業の店ですが、10年ほど前から完成最中にも進出、皮屋の特色を出して皮とあんこうを別々にして売りだしている最中屋さんを思い出しました。
何か月か前、その店がテレビで紹介されているのを見て買いに行ったのですが、その時は皮は美味しかったのですが、あんこうの方はイマイチでした。
いっそその皮に今回の自家製あんこうを挿んだら美味しいのではと思い立ち、早速買いに行ってきました。

写真下側はお店の方、上側は自家製のあんこうです。



出来上がりはこんな感じ。



左側茶色の方がお店あんこうを、右側白の方が自家製あんこうを挿んだものです。
皮はどちらもパリッと香ばしく風味に溢れ、大変美味しいです。
一方あんこうの方は、以前もそうだったのですがお店のは水っぽくイマイチ。
それに引き換え自家製のは作ってからもう何日も経っているのですが、しっかりした味で甘味もまろやかでほっこり、風味も十分残っており大変美味しかったです。
皮は専門家、あんこうは自家製で、どちらが貢献しているとは言いにくいですが、最中の美味しさがたっぷり味わえたことでした。
どちらかと言えば最中らしい美味しさは皮にあるのかもしれませんが、口の中であんこうの風味と一体となった時の幸福感がなんとも言えません。

皮も自分で作ればいいかもしれませんが、焼き道具が要りそうですぐには難しそうです。
次回は皮だけ売ってくれないかお願いしようかと思ったりしたことです。

自家焙煎茶でいただきましたが、番茶風緑茶の風味が最中にぴったし。
お茶の方も大変美味しくいただきました。





鶏のから揚げ&回鍋肉焼きそば

2016-05-08 16:36:16 | 料理
昨夜の料理は、鶏のから揚げ&回鍋肉焼きそば。

昨日は何を作ろうと思いつつスーパーへ行き、美味しそうなから揚げ用鶏もも肉を見つけ早速購入。
レモン鶏を作ろうと思いましたが、レモン汁のたれを作るのに鶏だしが要ると思い、
一番単純な唐揚げに。
陳建民のレシピで作りました。
レシピでは5度揚げすると書いてあり、前回5度揚げしたところ揚げ過ぎてしまいましたので、今回は3度で止めました。
それでも中身までしっかり火が通り、外は香ばしくカリッと揚がり、なかなかうまく出来上がりました。

レモン汁をたっぷり振りかけていただきました。
庭先に撒いておいた香菜がだいぶ成長してきましたので、間引きがてら抜いて付け合わせに。
まだ若い香菜の香りが心地良く、程よい付け合わせとなりました。



昨夜のもう一品は、回鍋肉焼きそば。
たまに行く中華料理屋さんの回鍋肉焼きそばが大変美味しいので、まねて作ってみました。
回鍋肉の上にしっかり焼いたそばを乗せただけのものです。
そばはすぐ焦げ付き気味になってしまい十分固まりませんでしたが、味はまずまずでした。
油をかなり多めにひいて焼かないとしっかり焼けて固まらないのかもしれません。



中華料理屋さんのは、こちらです。
回鍋肉の上にそばを乗せたのは、インターネットで探してもあまりないようですね。




タケノコの天麩羅

2016-05-06 11:16:15 | 料理
昨夜の料理は、タケノコの天麩羅。

先日いただいたタケノコは色々料理に使い、最後の1個になってしまいました。
最後はやはり天麩羅かなと、昨夜は鮎他の具材と一緒に天麩羅に。

養殖ものの鮎がだいぶ前から出ていますが、昨日も店頭で見かけ、天麩羅にいいかと購入しました。
鮎の解禁は主に6月に入ってからですが、これがもう何か月も前から店頭に見られますから、ついに鮎も季節感のなくなった魚になってしまったようです。
一匹丸ごと揚げただけで、まるごと頭からかぶり付いていただきました。
鮎の香りがと言うわけにはいきませんが、骨も簡単にかみ砕け、養殖物とは言え久しぶりに内臓も含め丸ごと鮎を味わうことができました。
養殖ものですから体に良いかどうか分かりませんが。

タケノコはいただいてすぐ天麩羅で食べているのですが、その時に比べると味が落ちているようです。
当たり前ですが、掘り出してすぐのものと、1週間経ったものでは風味が落ちるのは当然ですね。
それでもシャキシャキしたタケノコの味わいは変わらず、それなりに楽しむことが出来ました。

他に春野菜の一つ、グリーンアスパラも揚げました、アウパラの香りがわっとと言う訳には行きませんでしたが、まずまずでした。
味が弱かったです。

天麩羅は何故か自分で揚げるのが一番美味しいですね。
油や素材にこだわった値段が高く有名な天麩羅屋で食べても、美味しいと思ったことがありません。
それより下町の汚い店で親父さんが一心不乱に揚げているところの方がずっと美味しいですね。
そんな親父さんの揚げ姿を見ていると、緊張が続いて脳内出血で倒れやしないかといつも心配して眺めていたものです。

昔佃島方面でそんな美味しい店があると教えられ行こうと思いつつ、夜7時には閉めてしまうので行く機会がないうちに、何年か前には廃業してしまい、
天麩羅屋を維持する大変さを知らされたものです。
天麩羅本来のねたである江戸前の魚貝類も手に入れにくく素材の値段も上がってしまって気楽に食べられるものでなくなっては、天麩羅屋をやる意味もないかもですね。
天麩羅を揚げる重労働さと素材の入手の難しさを考えると、真面目に天麩羅屋さんを維持する大変さが分かります。
今は鰻が同じ立場に立たされているようですが。

今名古屋でたまに行く天麩羅屋さんも平日の昼間しかやっておらず、
揚げている親父さんの風情を見て、東京の下町の天麩羅屋さんを思い出しながら食べているのですが、そのうち倒れやしないかと思ったりしています。