OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

最期のハンガリー料理教室

2012年05月20日 | 料理

今日はビクトルシェフ最期のハンガリー料理教室。

2009年の7月からの参加だから、もう3年間もお世話になったわけだ。

 

今日のレシピはハンガリー風きのこのスープ。

 

 

こんなにたくさんの野菜と

 

 

ボール一杯のきのこ(しいたけ、しめじ、まいたけ)を使います。

 

材料

タマネギ:250g

ピーマン:100g

トマト:250g

ニンジン:300g

セロリ:200g

にんにく40g

きのこ:500g

パセリ:適宜

サラダ油:100g

パプリカパウダー:15g

スープストック:2000cc

生クリーム:150g

下ろしパスタ:100g

 

作り方

 

1、サラダ油でタマネギのみじん切りをよく炒め、ピーマン、にんにく半量、トマトを炒め、パプリカパウダーを加える。

2、ニンジンは銀杏切り、セロリは小口切りにして加えて炒め、にんにくの残りも加えて炒め、塩胡椒を振る。フタをして、弱火で蒸し煮にする。

3、野菜に火が通ったら、スープを加えて味を整え、きのこ類を加えて5分煮た後、下ろしパスタを加えてさらに5分煮込む。

4、生クリームを半立てにし、サワークリームと合わせておく。

5、スープを盛ったら、クリームをのせ、パセリのみじん切りを飾って出来上がり。

 

具だくさんのおいしいスープでした。

きのこの香りが豊か。

そして、野菜たっぷりで、見かけよりもずうっとさっぱりといただけました。

 

もう一品は、プラムジャム入りのderelye(デレイェ)

パスタ生地の間に、プラムジャムを挟んで茹で、炒めたパン粉をまぶした主食のような、デザートのような一品でした。

 

 

材料

小麦粉(薄力粉):500g

塩:一つまみ

卵水(卵4個と水で):250g

プラムジャム:350g

卵:1個

パン粉:150g

サラダ油:40g

粉砂糖:適宜

 

作り方

1、小麦粉に塩を加え、卵水を加えて良くこねる。

 

2、よくこねたら、30分寝かせる。

3、生地を二つに分け、小麦粉(分量外)を振った板の上で均等の厚さに伸ばす。

4、伸ばした生地の一方に、くるみ1個分くらいのジャムをのせていく。

5、ジャムとジャムの間に溶き卵を塗り、もう一方の生地を上から重ねてかぶせ、指でよく押して、二つの生地がくっつくようにする。

6、カッターで切って、四角い形にする。

これ、カエルの卵に見えません?

7、サラダ油を熱して、キツネ色になるまでパン粉を炒める。

8、カットしたデレイェは、塩を入れた熱湯で柔らかくなるまで茹でる。

9、茹で上がったデレイェにパン粉をまぶし、好みで粉砂糖をかける。

 

プラムのジャムも手作りの物。

2kgの干しプラム水で戻し、つぶしてシナモンと粉砂糖を加えて、好みの堅さに煮詰めるのだとか。

シナモンの香りがとても良い。

「八つ橋みたいね」「おたべに似てる」という声が多かった。

 

ジャム入りパスタって、どんなもんだろうと、ちょっと疑問だったけれど、食べてみるとなかなかおいしい。

試食したテーブルでも、「これ、ありだわね!」「ちょっと気持ち悪いかと思ったけど、おいしい」という感想。

やっぱり何でも食べてみなければわかりません。

日本人の感覚では、甘いパスタなんて…と思いがちですけどね。

 

あ~、これでビクトルシェフとの料理教室は終わり。

本当にたくさんのハンガリー料理を勉強することができて、幸せでした。

こんなに楽しい体験ができるなんて、ハンガリー語との出会いにも感謝です。

 

何か感謝の気持ちを表したいとおもったけれど、ビクトルシェフに差し上げる物をなかなか思いつかない。

で、彼のお嬢さん達(小3のshariちゃんと、6月に生まれる新しいベビー)に手作りのプレゼントを持参しました。

shariちゃんは、「このお人形、大好き!」と気に入ってくれ、ずうっと抱っこしていてくれました。

 

 

これなら、嫁入り先で、楽しく暮らしてくれそうです。

ビクトルシェフとご家族は、8月から帯広で暮らされるとのこと。

ご多幸をお祈りしています。