OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

ケンカ? ドキッ!

2012年05月06日 | 母のこと

昼過ぎから、大風と大雨。

茨城方面では、竜巻で大きな被害が出たのだとか。

 

雨が収まってから、OT園へ。

一日遅れの柏餅を届けた。

 

「こしあんと味噌とどっちがいい?」

「じゃあ、まずこしあんから食べるわ」

「お母さん、また持ってくるけど、今日は一つだけよ」

「アラ、残念。どっちも食べようと思ったのに!」

そんな会話をした後、ご機嫌で柏餅をペロリ。

口が甘くなったからと、おせんべいも一枚追加。

元気で結構なことです。

 

2人でおしゃべりしていると、園の生活相談員さんが来室。

「5月11日と18日、2回に分けて遠足に行くので、そのお知らせをしに来ました」

「行き先は、葛西臨海公園で、hatueさん(母のこと)は18日を予定しています。参加費は…」

母は手を叩いて大喜び。

私もどうぞよろしくと、お願いをした。

 

その後、しばらくして、また同じ職員さんが来室。

今度は、私だけと話したいという。

あわてて廊下に出て、話を伺った。

昨日、母と他の入居者さんの間に、口げんかが発生して、一方が相手の手の甲をつねるという事件が起こったのだとか。

 

ドキッ!

 

息子が小さい頃、よく女の子とケンカして、口では勝てないので、手や足が出て…。

私が息子を怒鳴りつけ、相手に頭を下げるという場面がしばしばあった。

さすがに大人になってからはそんなこともなく、平穏に暮らしていたのに、今度は母が?

 

よくよく聞いてみたら、つねられたのは母の方だったらしい。

とくに怪我はなく収まったらしく、母の手の甲には傷も、アザもない。

母は口は達者だし、かなりきついことも平気で言うので、相手の方は思いあまって…ということなのだろう。

 

つねられたのはかわいそうだけど、私はちょっとホッとした。

こちらが手を出したというのはどうもね~。

 

「程よい距離感を保てるよう、努力して参ります」と、職員さん。

ハイ、どうぞよろしくお願いします。

なかなか難しいのでしょうけれどね。