3日目はベルサイユ見学。
観光地においしい物などないと信じているので、ベルサイユでレストランに入ろうなんてつゆほども思わなかった。
宮殿の中に、アンジェリーナなどのカフェも併設されてはいるけれど、いまいち入る気にもなれない。
早起きでお腹が空いたけれど、ここはもう簡単に済ませようと、庭園の家のそばにあった屋台で、パニーニを注文し、ベンチで食べた。
飲み物も、一本だけを、母娘で回し飲み。
2本買って持って歩くより、少しでも身軽にというわけで、親子だからできるのかもしれない。
ランチは簡単に済ませたから、パリに帰って「シャンゼリゼのラデュレでお茶するぞ~!」と意気込んでいたが、シャンゼリゼのラデュレは人で溢れていて、とても近寄れた物ではない。
仕方がないので、繁華街での食事は諦め、地元でご飯にしようと相談がまとまった。
モノプリやヴィトンなど(並べて書いていますが、この2店の落差は大きいですよね!)の買い物の成果を下げて、イタリア広場にあるホテルへ戻った。
さあ、お腹が空いた!食事に行こう!
イタリア広場は、広場を中心に放射状に道路が延びていて、道路毎に特徴があるようだった。
中華料理店が軒を並べている通りもある。
でも、私たちが選んだのは、モンパルナス方面へ続く道路で、ここには映画館があったり、ちょっとしゃれたバーやレストランが並んでいる。
その中の一軒をチョイス。
パリなのにイタリアンってちょっととも思ったけれど、足がくたびれて、遠くに行くだけの元気もなかったんです。
こんなものを食べました。
牛肉のカルパッチョ。
これとサーモンのカルパッチョは結構人気のメニューらしく、ほとんどテーブルで前菜はこれを注文してました。
私のメイン。魚介のリゾット。
海老や貝類がどさっと入っているし、チーズは効いているしで、たっぷりとした味の一品。
娘のチョイス。
トリュフ入りのラビオリ、フォアグラのせ。
真ん中にどさっとのっている固まりがフォアグラです。
これまた、しっかりとしたボリューム!
明るい通りに面しているので、少し遅くなっても町歩きに不安はありません。
こんなにたっぷりした料理を食べたので、この夜も残念ながらデザートまでは到達できず。
「ティラミス、おいしいよ~!」と店員さんが言ってくれたけど、泣く泣く諦めた…。
お腹空いてたはずなのに、思うほど全部は食べられない…。
とはいえ、この日も大満足の夕食でした。