OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

マロンピューレのお菓子

2005年10月24日 | Weblog
gesztenyepure(ゲステニェプレー)というハンガリーの秋のお菓子がある。
(私のパソコンではハンガリー語の綴りが正確に表記できない。uのうえには・が2個、最後のeの上には’が乗っかる。)
栗のクリームにホイップクリームを添えたお菓子。
つまり、モンブランの上に乗っている麺状部分に泡立てた生クリームを添えたデザート菓子。

私のハンガリー(マジャール)語の先生は、そのお菓子にリンゴのピューレを添えるとおいしいと教えてくれた。
何でも古い昔のレシピでみつけたそうで、曰く「昔の人はセンスがいいのよ!」。

半年くらい前に教えて頂いたのだが、栗の季節到来で早速試してみた。
そして、今日は1ヶ月に1度のマジャール語の勉強会。
こんな加減でいいのかしらとE先生に味見をして頂く。
結果は○。

栗をゆでて裏ごしした物にお砂糖とブランデー少々を加えたマロンピューレ、ホイップクリーム、リンゴをスライスして砂糖・レモン汁を加えて煮た物(香り付けにシナモンとクローブを少々)用意する。
この3つを一つのお皿に別々に盛りつけ、それぞれ好みで混ぜながら食べるという物。
先生に寄れば、小さくて細長いカクテルグラスに何層かにして盛りつけるととてもスマートで優雅な感じだとのこと。

見た目より簡単。
そして、栗のクリームにリンゴ加わるととてもさわやかな味になる。
現在のハンガリーでも味わえない貴重な秋のデザートでした。