ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

窓につるした風鈴のようなクリスタル

2009-03-21 09:42:04 | 
 


窓に丸いガラス球を多面体に削ったクリスタルをぶら下げてある。
魔除けというわけではないのだけれどなんとなく。

それに思わぬ効用があった。

東向きなので朝の陽ざしを浴びると部屋中にきれいな光の影。
〝光〟の〝影〟というと変な言い回しですね。
けれど、その光の影は宝石を散らしたように七色にとてもきれいだ。
ミラーボールのよう。プリズムの効果なんだろう。


さっきトイレで用を足していた時に思わず 「あっ!」 と叫んでしまった 

その光の影の一粒が、玄関の横の壁にまで届いていた。
東側の窓の真反対の一番奥の玄関のこんなところまでどうやってやってきたんだろう…

あ、僕は用をたす時にはどうしてもドアを開けておきたい派なんで、
そんな景色を見れたわけでして… (もちろん公の場ではこんなことはしません)


どこでどう反射して… 部屋の大きな立て鏡がポイントだとはわかりつつ計算できない。
などと考えているうちにその影はなくなってしまった… 謎だ 


まさか、こんな朝っぱらから変なものを観たという訳でもあるまい。
まさかねぇ…・まさか… 


とぼんやり考えていた矢先、実家から電話が。
母ちゃんの陽気で明るい声。父ちゃんまで登場。
何度も聞いた旅の思い出話。
「そりゃあよかった」「よかったよかった」「よかったね」…
相槌打つのも限度がある。いいかげん「あ、いま洗濯中だからまたね」と切った。
きりがないんだよねぇ。 


それにしてもおかしな電話でなくてよかったと、少しほっとした 



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