ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

開花した桜もこの寒波では…

2009-03-26 22:28:09 | 



例年より早咲きの桜だったがここのところの寒波により見ごろがもう少し先になりそうだ。
今週末の会社のお花見大会、ばっちり満開と楽しみにしていたのに、
5分咲き、6分咲きとなりそうな予感がする。

芝公園の夜桜見物。
ここはいい。プリンスホテルがそばにあるから女性でもトイレを気にする必要がない。
ビールを思いっきり飲める。  
もちろん常設トイレだってたくさんあるので大丈夫なのだが、女性は男性みたいなわけにいかないからね。

東京タワーのライトアップが幻想的で絵になる。
不思議な空間を醸し出す。

とは言ってもそんな景色にしっぽり浸る暇もなく、酒にまみれるのが通例なのではあるが…


すでに本番前日となる明日の晩から先発隊が組織され場所取りリレーが始まる。
夜中の10時ともなるとその日の夜桜見物組は次々と去るなか、わが「陣地」は相当な広さとなる。
1坪くらいから始まった陣取りゲームはその数倍の広さとなっている。
それでも翌日には40~50人ほどの社員たちが集結する訳だから十分とは言えない。

その頃になると泊まり込み部隊への支援と称し少なからぬ人数の社員が酒やつまみを持って集まり一杯やり始めている。
十数人は毎年集まる。夜桜前夜祭が始まる。 
下手をするとこちらの宴の方が本番よりもずっと盛り上がる。
実は夜桜見物を終えた隣近所のグループの人たちが残ったお酒や乾きもの、おつまみ類を〝どうぞよかったら…〟と置いていく。
当然、全部戴きでアルコールや酒の肴には困らないのである。


そんなこんなで零時を回り1時くらいまでは大騒ぎだ。
さすがにその時間ともなると残る人数は数人と泊まり組だけ。
泊まり組のために山岳で使うテントとシラフが用意されている。


僕の場合、去年は零時過ぎまでは粘っていた記憶がある。
実はもう明日の本番はどうでもよくなっている。
サボろうかと思っても翌日の午後2~3時の開始時刻になると携帯が鳴るからしょうがない。
二日酔いでふらふらしながらもまた同じ場所で始まるわけだ。
まるでディジャブを見るように…


と、ここ何年かをざっくり振り返ってみたが、今年もまたこんなものだろう。
粋も色気もあったものではない。

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