窓に丸いガラス球を多面体に削ったクリスタルをぶら下げてある。
魔除けというわけではないのだけれどなんとなく。
それに思わぬ効用があった。
東向きなので朝の陽ざしを浴びると部屋中にきれいな光の影。
〝光〟の〝影〟というと変な言い回しですね。
けれど、その光の影は宝石を散らしたように七色にとてもきれいだ。
ミラーボールのよう。プリズムの効果なんだろう。
さっきトイレで用を足していた時に思わず 「あっ!」 と叫んでしまった
その光の影の一粒が、玄関の横の壁にまで届いていた。
東側の窓の真反対の一番奥の玄関のこんなところまでどうやってやってきたんだろう…
あ、僕は用をたす時にはどうしてもドアを開けておきたい派なんで、
そんな景色を見れたわけでして… (もちろん公の場ではこんなことはしません)
どこでどう反射して… 部屋の大きな立て鏡がポイントだとはわかりつつ計算できない。
などと考えているうちにその影はなくなってしまった… 謎だ
まさか、こんな朝っぱらから変なものを観たという訳でもあるまい。
まさかねぇ…・まさか…
とぼんやり考えていた矢先、実家から電話が。
母ちゃんの陽気で明るい声。父ちゃんまで登場。
何度も聞いた旅の思い出話。
「そりゃあよかった」「よかったよかった」「よかったね」…
相槌打つのも限度がある。いいかげん「あ、いま洗濯中だからまたね」と切った。
きりがないんだよねぇ。
それにしてもおかしな電話でなくてよかったと、少しほっとした
ところでdragon21さん開ける派なんですね・・・
実は昔ちぇりーも開ける派でした。(結婚した今はちゃんと閉めてますが)
開放感がありますよね
そう僕はその閉塞感がいやで家ではそんな感じ。
人の家でやったら顰蹙ですよね。
開放的なのがいいんだけどどこでもは無理です。
でもポテトは心配になりました。
その事に気をとられて‥‥
所定の位置に無事用を済ます事が出来たのでしょうかァ
ご心配ありがとうございます。
所定の位置に無事用を済ませましたよ。
ちょっとの間見とれていたんです。
不思議に思ったのはその後でして…
どんな反射角度でこんなところに迷い込んだのかと…
世の中不思議なことだらけです。
僕らは何に支配されてるのかな。
「神」みたいな存在、「死後の世界」なんてあるんだろうか…
永遠に人知が及ばない問いなんです。