ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

行きつけのコーヒー豆店

2008-12-21 20:00:06 | 
今日は風が強かったが気温は暖かく走りやすい天候でした。


コースは目黒通りを途中から五反田方面へ、そして武蔵小山まで、結構長めのコースをひた走りました。


武蔵小山商店街は、クリスマス直前ということもあり、いつにもまして買い物客であふれかえっていました。
不景気などなにするものぞという地元パワーでしょうか。


   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇     ◆ ◆ ◇ ◇ ◇ ◆ ◇


昔々のアフリカ、今のエチオピアに住んでいた1人の山羊飼いの物語です。

ある日のこと、カルディは放し飼いにしている山羊たちが妙に興奮しているのに気がつきました。
興奮は夜になっても直りません。
不思議に思ったカルディがその原因を調べてみると、
どうやら山羊たちが丘に生えている赤い実を食べたためということがわかりました。



そこで、カルディも恐る恐るその赤い実を食べてみたところ、その味は甘酸っぱくも美味しく、
気分がいままでとは打って変わり、頭の中もスッキリと感じられるようになりました。



その話を聞いた近くの僧がとても興味を持ち、その赤い実を煎じて仲間と飲んだところ
やはり同じようにスッキリとした気分になりました。
そして、「これは夜の辛い修業に役立つのではないか」と考え、早速、試してみたら、
やはり効果がてきめんに現れました。



それ以来、このお寺では夜の修業を辛いと思う僧がいなくなったということです。
カルディが味わった赤い実こそがコーヒーだったのです。



   ◇ ◇ ◇ ◇ ◇     ◆ ◆ ◇ ◇ ◇ ◆ ◇


この商店街のとあるコーヒー店でいつもコーヒー豆を1Kg購入します。
豆を指定しその場で挽いてもらいます。今日はモカマタリです。
入口ではコーヒーの試飲もさせてくれます。
同じ系列のお店は中目黒にもあり、そちらで購入することもあります。
コーヒー好きの僕は、1Kg買っても2~3週間で飲み切ってしまいます。

他にも珍しい食材が安く売っており、眺めているとうっかり買ってしまうこと
しばしばなので、さっさと用事を済まして店を出ました。


先週、休んだせいか、走っていてとても体が重く感じました。
2週間インターバルをおいただけで、息はゼイゼイ、足も上がらなくなる。
決まったことはきっちりしないと崩れてきますね。
それもあって今日は多少がんばって走ってみたのですが、辛かった…


にほんブログ村 本ブログへ


不況だからこそ見直されるべきもの

2008-12-21 09:29:47 | 
いままでの生き方やあり方を反省し新しい価値を見直すこと。

それで思うのですが「農業」はどうでしょう。
まだ景気のよかった時にも退職した方や中高年の方々が、あえて田舎暮らしを選択するという
スローライフの考え方がジワリジワリと普及し始りました。

都会生活に疲れ果て少しは人間的な生き方がしたいということでしょう。





加えて、ビジネスとしてもいけるのではないかと思います。
最近の産地偽造や食品不正など論外ですが、再度ビジネスとしての食を、
本当にまじめに考えてみてはどうでしょうか。

お米や麦や穀類、各種の野菜、キノコや筍、山菜、牧畜、川魚、…


中高年の方々が一定の財産を元手に安住の地を求めるというだけでなく、
若い人たちが所得と新生活を求めて地方にライフステージを求めることは
大いにありだと思います。
決して楽ではないでしょうが、そこで「ならでは」の食材を作る。
やはり日本人の食は、日本国内で賄った方がいいし、何より安心安全です。
多少、値段が高くても、これから多くの日本人は安心安全を選択すると思います。
そのニーズにこたえるのです。





また、僕の実感でもありますが、地方の農家は困っています。
農家の後継ぎがいなくて田畑はひたすら枯渇する道を進んでいます。
農業をする若い人出がいないのです。
現に僕の実家でも田畑は、別の農家に全部委託し、そこで得られる収入の一部を
還元してもらっている始末です。
そんな農家がいっぱいあります。
地方から見れば人手不足のニーズがあるんです。





不況でリストラ、就職先が見つからずこのままでは来年から都市部には多くの
失業者やニートがあふれかえるでしょう。何も都会にこだわらなければいい。
都市という利便性や猥雑さを捨てる覚悟があれば道は開けると思います。
仕事のミスマッチを解消する手立てが農業や食の見直しにあるような気がします。


確かに捨てなければならないものがいっぱいあります。
しかし得られるものも数多くあります。
一番は、生きるということの価値観の転換かと思います。


男性も女性もこれからは「田舎へ行こう」いや「田舎に住もう」です。
どうでしょうかね。


僕は、もう少しここで頑張ろうかと思っていますが…
いずれ…







にほんブログ村 本ブログへ