ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

切ない気持ちにいざなわれていく離島

2008-12-08 22:27:39 | 
  


お風呂につかりながら思った。

恋に破れ、人生に疲れいきつくところに離島があり、
たとえば沖縄の石垣島のさらに向こうの南風原島※だったりする。
 ( ※ はえばるじま )


いま読んでいる小説の主人公が行きついた島だ。

それで思ったのですが、Dr.コトーも沖縄の離島、
いまNHKでやってるドラマ「ジャッジ」も奄美の離島での物語。
いまや軒並み南方の離島に行く。


北海道の北のはずれ利尻島や新潟の佐渡島であろうはずもなく、
伊豆諸島や瀬戸内海の島々でさえない。
もっと南の奄美や沖縄の島々なのです。

経済的には恵まれなくても沖縄の底抜けの陽気さや空気が人を癒す。
自然と太陽と真っ青で透き通るような海に囲まれたなかでの人の営みに、
現代の僕らは知らず知らずのうちに心魅かれているのではないだろうか。


僕も沖縄は大好きですし、本島よりもっと南の離島にいつか住めたらなどと、
いまさらめったにない「野望」を心ひそかに潜ませています。


僕の実家の方にも「金華山」という島があり、女川という港町から30分くらいで行ける。
昔は鯨がいっぱい取れたそうな…
そこにC子と旅行した話は以前に書き記しましたのであえてしません。

こんなところは火曜サスペンスの舞台にすらならないでしょうね。


全然関係のないことを思い出しました。
渋谷駅東口から徒歩3分の「東急イン」。
仙台から上京し、最後にC子と泊まったホテル。
かなりみすぼらしい格好を僕はしてたんでしょう、
ホテルのカウンターで支払いをカードですることを告げると、
受付の方から、
「明日のチェックアウトまでカードを預からせていただきます」
と言われました。
僕は別に何とも思いませんでしたが、C子は「ひどい。ひどい」と言っていた。
いま思うと、本当に失礼なホテルだと思う。
 ※ もちろん二度と利用はしません。

悲しいお別れの最後の一夜だったなぁ… 

 ※ 今日は珍しく少しばかり本テーマに近づけたかな


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