DJみならいのモデルガンブログ

20年近くだらだらと書いています。モデルガン、自転車などの記録。

新日本模型 SIG P210-6:その2

2006-11-13 23:53:00 | _ その他モデルガン
・MGC × SNM シグ P210-6 ノバックサイトカスタム

 パッケージはこれ
では無い。「SIG P210-6」の文字が私個人で付け足したように見えるが、それも違う。同社製「SIG P220 自衛隊バージョン」と同じ箱に、画像の文庫本サイズのステッカーを貼り、ノバックカスタム用に流用しているのである。ところが、自衛隊verの箱は灰と緑の配色であり、サーモンピンク調のステッカーと相性が悪く、はっきり言って不格好。P210なら通常版の黒い箱があるだろうに。

 取説も違う意味で気合が入っている。ペラペラとページをめくる冊子だった物が、文やイラストはそのままに、1枚の紙へまとめてしまったのだ。ご丁寧に「ご愛用者カード」まで一緒に印刷してある。切り取って使えってか。台東商事の住所を黒マジックで消してあっただけの連絡先は、さすがに新日本模型表記に修正されていた。あれ? 電話番号も書いといてくれよ・・・。


 マニュアルと、いつもの警告が書かれた半ピラ以外に、もう1枚たこ焼きの包み紙のような色をした専用パーツリストが封入されている。裏には、「P210のすべて」と題され、実銃のイラストが4機種描かれており、その内、'06年現在MGCから発売されていない「SIG P210-5 ターゲット・カスタム」と「SIG P210-6 ローランド・カスタム」については、今後のバリエーション展開を否が応でも期待してしまう。

 ノバックカスタム本体に関してだが、画像に写っているのが今回の目玉。新日本模型により新たに追加された刻印も魅力だ。・・・ちょっと太すぎやしないか? いや、実銃もこんなもんか。にしてもなぁ。

 パッケージステッカーに写っている製品には、トリガーガードの根元にSPG刻印が打ってあるが、私の個体だとスライド右側の「SIGARMS INC.」と「Tysohs Comer Virginia」の間にある。スライドストップ軸の右斜め上。量産品製造にあたって変更されたようだ。通常版はノバックカスタムと同じ位置で「MADE IN JAPAN SPG」だが、そもそも字体が違うので、単に「MADE IN JAPAN」を省略したのではないらしい。


 さて、ここまでは、出来はどうあれカスタムモデルの長所を紹介してきた。しかし、次は、明らかにカスタムによって発生した負の側面である。この傷は、新日本模型自らによるものだ。開封一番、ノバックサイトを見るさらに前に目に入り、購入店に連絡した。得られた答えは、スライドの加工過程において、画像部分で本体を固定した際に付いた傷であり、大小の差はあろうとも基本的には仕様の範囲内、という趣獅ナあった。某社の黄紙も(#^ω^)ビキビキものだが、破損が明確でありながら何故対策を講じないのか理解に苦しむ。防ぎようが無いなら、それこそ断り紙の1枚でも挿むなり、小売店に知らせるなりの対処があるのではないか。何とも腑に落ちない。



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