80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

昭和のエポックを劃した巨星、斃る

2007年09月06日 | 時事問題
その人、瀬島龍三。

この人程、正負の評価の分かれる人は少ないと思います。

先ず、負の評価。

戦時中の、そして戦後のシベリア抑留の情報を、
一杯抱えていた筈なのですが、
殆ど何も喋らず、総てを闇に葬り去ってしまいました。

正の評価。

戦後の社会においては、経済界でも、政界でも、
総て黒子、参謀に徹し、其の明晰な頭脳と爽やかな弁舌で、
際どい商売、外交にそれなりの成果を挙げました。


最早、死人に口なし。今は只ご゛冥福をお祈りするばかりです。