80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

議員にとって苛酷な政界の経緯。

2007年09月05日 | 時事問題
前回の参議院選挙で神奈川県から2位、89万票で当選した、
小林温(ゆたか)氏が詰腹を切らされ、辞職させられました。

出納責任者がバイトの学生に、
不正な日当を払ったとの事で、選挙法違反になり、
もしかしたら当選が無効になる可能性が出たのです。

前回の選挙ではトップは民主党、2位は小林氏、
最後の一人は前議員の公明党の松あきら氏(59)の予想でした。

松氏は知る人ぞ知る、宝塚歌劇団、男役のトップスターだったのです。

処が其処へ民主党の水戸まさし氏(45)が、
強引に割込んで来ました。

大激戦の結果、僅少差で新人の水戸氏が勝ちました。松氏が落選。

今回の小林氏の問題で、選挙3カ月以後に当選無効になったら、
又補欠選挙になるのです。

松氏は余分な選挙資金と、又しても立候補するであろう別の民主党候補者と
激戦を交えねばなりません。

そこで自民党は、公明党に顔を立てて、
直ぐ小林氏に議員辞職を強要したのではないかと想像されます。


自分が撒いた(本当は知らなかったであろう)種が、原因とは言え、
本人は如何にも残念だったでしょう。


こんな苛酷な現実は、日本の政界では日常茶飯事の様ですネ。
遠藤農水相の例もあるし・・・・