ピッコロを吹く

中等学校の吹奏楽部で部活していました。
担当はピッコロ・フルートです。

楽器屋で昔懐かしいのを見て、
買ってしまいました。（写真は譜面台に載せたピッコロ・フルート）

原点に戻って最初からしっかりとやり直してみようと
教則本を探したのですが、
東京の目ぼしい楽器店、大きな本屋、何処にもありません。

ピッコロは吹奏楽器の中で、最高音階のレパートリーですから、
メロディーのソロ楽器にはなり難く、
従って需要が少ないので教則本を発行しても
採算が合わないのでしょう。

先輩から教わった昔の運指を思い出しながら、
ボチボチと吹いています。
大きい音だと近所迷惑になりますので・・。

部活練習のとき、
アメリカの曲、国歌、マーチ、フォスター名曲集などの
楽譜を全部破って捨てました。もったいなかったなア。
戦争が激しくなった中学３年、昭和１７年でした。

演奏会の雄姿の写真もその後の戦災で総て焼失・・・・。 残念。