美空ひばりが歌う「L-O-V-E」が何かのコマーシャルのバックに流れていたことがあるが、やはり「L-O-V-E」といえば、「ナット・キング・コール」である。
ナット・キング・コールは筆者の大好きな歌手の一人である。本来はピアニストだったが、歌もうまく、晩年はラテン・ナンバーも歌っていた(もっとも、英語訛りが強かったが)。
【1964年ごろ発売されたアルバム、『コール・エスパニョル』。当時はビートルズ等に狂っていて、見向きもしなかったが。】
さて、「ナット・キング・コール」という名前についてだが、英語圏には“King”という姓がある。“King Cole”の“King”は姓ではない。ニックネームである。本名は“Nathaniel Adams Coles”で、本当の姓は“Coles”と複数形であって、“Cole”という単数形ではない。“Nathaniel”から愛称の“Nat”ができ、ミドルネームの“Adams”を省略することで、“Nat Coles”ができる。さらに“s”を取って、単数形にして、“Nat Cole”となる。“Cole”は普通名詞としては「アブラナ科の総称《カブ・キャベツ・ケールなど》」という意味である。英語の“cole”に対応するスペイン語は“col”で、アブラナ科の中でも特に「キャベツ」の意味である。この“col”の複数形は“coles”(コレス)で英語と同じになる。
というわけで、「ナット・キング・コール」とは「ナット・キング・キャベツ」であった。
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スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
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