スパニッシュ・オデッセイ

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日本人の名前と同じ発音のスペイン語

2014-12-25 08:02:19 | スペイン語
  スペイン語は日本語と同じ発音で、意味の違う言葉も多い。日本語の固有名詞にも例が多い。スペイン語では当たり障りのない意味の場合はいいのだが、悪い意味の場合は困る。
 リマの警備会社“SHUGO”(守護)の営業マンは日系人の馬場さんだったが、“baba”はスペイン語では「よだれ」の意味である。たぶん、学校ではからかわれたことだろう。
 以下に、思いつくままに例を書いていこう。
宇野 uno 1
戸田 toda 全部(女性形)total と同根
酢谷 suya あなたのもの(女性形)
初対面で女性の酢谷さんが“Yo soy Suya”などと言おうものなら、いきなりブチューとキスされかねない。ほほにキスするのは普通だが。
真野 mano 手
佐野 sano 健康な
阿野 ano 英語では anus
天野 a mano 手で
浅田 asada 焼かれた(肉など) carne asada(焼肉)
伴田 banda 楽団(band)
阿部 ave 鳥
坂  saca 取り出す、(写真を)撮る
坂本 saca moto バイクを出す
須田 suda (3人称単数)汗をかく
須藤 sudo (私は)汗をかく
野田 no da 与えない(やらない、くれない)
三田 mitad 半分
瀬古 seco 乾燥している
北  quita 取り除く
加賀 caga “shit”する
足利 así caga そ(こ)のように“shit”する
森  morí (私は)死んだ
三笠 mi casa(私の家)、リマには「三笠」という高級日本食レストランがあった。
栗田 curita(バンドエイド)
ミカ mica メスざる
ミコ mico オスざる
ミオ mío 私のもの(男性形)
チコ chico 小さい、男の子
チカ chica 小さい(女性形)、女の子
キミコ químico 化学者(男性形)
ミチコ mi chico 私の男の子
ミサコ mi saco  私のジャケット
カナ  cana 白髪
タカコ tacaco 野菜の一種
ミナ  mina 鉱山(mine)
ヨシトモ yo sí tomo もちろん、僕も(酒を)飲むさ
加賀真理子 caga maricón 「おかまがshitする」に聞こえる。

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